五鹿山で一人キャンプ
北海道の釣り旅で車中泊していたところ、深夜に救急車を依頼する事態が発生してしまった。夕食時には少しお腹が痛むと言っていた妻が深夜になり吐き気と激痛で我慢が出来なくなった、キャンプ場の駐車場の中なので躊躇したものの何も分からない場所なので救急車を呼び対応してもらうことになった。平日の利用客は少なかったものの深夜の静かな中で救急車が到着したので迷惑をかけてしまった。また対応していただいた隊員や診療機関の皆さんには心から感謝を申し上げたい。
■深夜の救急対応
深夜に救急を要請するのは気が引けるが命にも係わるので119番に電話した、定年前には医療従事者だった妻が我慢出来ないほどの痛みだったので相当である。それにしても救急隊員の手際の良さと医療者の的確な判断には改めて感謝したい。地域の救急医療から手術が可能な総合病院への移送まで的確に行われ、結果として緊急入院して手術を行うことになった。考えてみると日本の救急医療は素晴らしい、安心して旅ができるのも救急があってのことだと痛感することになった。
■手術をすることに
手術が可能な総合病院で救急処置を行ってもらい、急性虫垂炎と診断され手術を行うことになった。術後の説明では虫垂に穿孔もあったようなので、緊急に手術を行っていただいて正解であった。そのため通常は3日程度で退院出るところ1週間以上の入院が必要になり入院中の旅は1人になってしまった、またコロナ禍によって面会も制限(1週間に2回30分)されているのでそうそう病院に行くこともできない。何もしないわけにもいかないので釣り旅も続けるが、病院からあまり遠くないところで行うことになり大幅な変更になるのは仕方がない。
■スケジュールの大幅な変更
当初の予定では週末のフェリーで帰路に就く予定だった、しかしその日程での退院は無理なので変更することになる。幸い早割などの割引サービスの予約ではないのでキャンセル料などは発生しない。釣り旅は道北から道東に戻る最中だったのでこれからの旅は道東の北部を中心にとどまることになる、また終盤は道東の十勝エリアを楽しむつもりであったが諦めることにした。ただキャンピングカーの旅なので日程や場所が変更になるだけで、宿泊や移動に問題はなく旅は続けられるのでありがたい。
■まとめ
旅にトラブルは付きものであるものの事故以外で救急車を要請する事態になるとは思っていなかった、しかも深夜なので通常なら就寝しているときである。日本の救急体制の素晴らしさが改めて感じさせられた、急病なので仕方が無いが日頃から体調にも気を付けて旅先でこのようなことが起こらないようにしたいと思っている。
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さるもん様
旅先で体調を崩すのは自宅と違い大変なことだと思います。幸い大事に至らず良かったと思います。どうかお大事になさってください。私も昨年、車中泊先で具合が悪くなった事がありますが、会社に出る必要があり何とかキャンピングカーを運転して家に戻った事を思い出します。虫垂炎は防ぎようがありませんが、食べ物、生活リズムを常に気を付け、元気に旅行が出来るよう心がけています。
早く回復され楽しい旅行が続けられることをお祈りしています。