ハイエースキャンピングカー国道311号線で熊野古道と釣り場を旅する

ハイエースキャンピングカー「コルドバクルーズ」熊野古道と釣り場を旅する2日目、早朝から出発して八鬼山トンネルを目指し出発した。様々な港町を通過したが国道311号線は狭路が多くてコルドバクルーズでは辛い道路だ。それでもなんとか海沿いの道を熊野まで走り抜けた。

尾鷲のシンボル「三田火力発電所の煙突」230メートであったが、現在はかなり撤去されてしまっている。

熊野古道センター夢古道の湯から「煙突」を望む

■九鬼町

尾鷲から九鬼港に向かう、いったん国道42号線に戻り国道311号線に入る。少し登りが続くと八鬼山トンネルに入る、八鬼山トンネルを抜けるとあっけなく九鬼町に到着した。

JR九鬼駅

50年ほど前に尾鷲から九鬼に向かう中井浦九鬼線というとんでもない道を走ったことを思い出す(当時は未舗装)。いまはほとんど使われていないと思うしハイエースワイドスーパーロングでは無謀と言っても過言ではない。今は八鬼山トンネルですぐに到着できる。

九鬼湾

JR九鬼駅前の岸壁は浅くなっていてとても釣れるような場所ではなくなっていた、九鬼港に行けばよいのだろうがここはエスケープして三木里に向かう。

■三木浦

三木浦は三木里の少し手前の港である、横道に入ると三木浦マリンパークがある。ここは釣り禁止になっているが横の岸壁や突堤などでは釣りは可能で実際にエギングなどの釣り人が5~6人釣っていた。

三木浦マリンパーク

ここではいろんな釣りが可能だろう、しかし今日はまず古江港まで行って釣る予定なので先を急いだ。三木里海岸では駐車できそうな場所にはロープが張ってあり通り過ぎてしまった。

■古江港

ここで釣りをするつもりが、なんと釣り禁止の看板が・・・期間は「10月1日~4月30日」、しかも誰も釣っていない。ダメだと思い諦めたがあとでネット確認すると「時間規制」14:00~翌朝5:00だった。なので釣れば良かった!!

しかし後の祭りで写真も取らずに通り過ぎてしまった・・・

■古江~大泊

ここから大泊まではかなり危険なところもあり、道も狭くすれ違いが困難な場所が多い。まず賀田に入るところで狭くなってきて「全長8メートル以上の車両通行不能」の看板が見えた。なぜ?と思ったが行ってみると納得の道路状況であった、コルドバクルーズは5,3mじゃん大丈夫と思っていたが大変だった。

1車線の曲がりくねった道路が延々と続く沿岸の311号線を進む、さすがに対向する車はほとんどない。時折対向車が来るとドキッとする、なにせ対向出来る場所までバックする度胸も無いし対向車にバックせよという度胸も無い、ひたすら対向車がこないことを祈りながらの運転になる。

極めつけは甫母地区に入る道路、左はガードレールも無い海で右は崖・・・しかも何とか通れるだけの車幅である。救いはわりと見通しが良いので対向車がこないことを確認しながら進めること、もちろん写真を撮る余裕はない。やはりハイエースキャンパーでは無謀な通行であった。しかし何とか対向車も無く通過できることが出来た。

■大泊港

狭路の場所も過ぎてやっと国道42号線に合流する、ここで釣り場も寄ってみたが先行者もあり釣り場も狭かったので先に進む。

大泊

■七里御浜

運転も疲れたので、「七里御浜ふれあいパーク」で休憩。七里御浜で釣りをしている人もいたので、少しサーフでジグを投げてみることにした。2時間ほど投げたが昼間であり期待できないので早々に諦めて、定年退職前に提案して構築された物件をみてみることにした。

七里御浜ふれあいパーク前

■鵜殿港

時間もあったので近くの鵜殿港でアジングをしてみた、しかしフグとベラが多くワームを次々と噛み千切られるので諦めたアジもいるようだがワームには興味がないようだ。

鵜殿港

■道の駅「ウミガメ公園」

今日は七里御浜沿いにある道の駅「ウミガメ公園」で車中泊することにした、明日は早朝から七里御浜でジグを投げてみるつもりである、することも無いので早く寝て明日に備えようと思う。

ウミガメ館(無料)

道の駅で夕食(めはり寿司・サンマ寿司・まぐろ刺身)を購入した。

熊野古道の名物寿司で夕食