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秋の深まりとともにサーモンの遡上シーズンがやってきた、今年もと決めていた新潟遠征は地元から片道約650kmを走る。先月の三面川では濁りが取れずに中止の連絡があり途中で引き返した、今回は荒川と五十嵐川に向かうことになる。キャンピングカーには釣り道具とキャンプ道具を積み込み早前に出発することに、そのまま650㎞を走り関川村の旅館に宿泊して長道中の疲れを癒すことになる。
■キャンピングカー旅の始まり
新潟の荒川までは休憩を含め約10時間程度を想定している、そのため釣りとセットプランになった旅館の到着も18:00頃を想定して出発(8:00)することにした。早くはないが途中の渋滞や通行止めなどの迂回も含めると出発は早いほうが良い、天候も予報どおり北陸道は荒天にになってしまった。コースは伊勢道から名古屋湾岸道路から東海環状を経由して中央道に入り上信越道から北陸道へ向かう、また途中木曽路では一般道に入って昼食は手打ちそばを食べることにする。
我が家のキャンピングカー「コルドバクルーズ」はハイエースのバンコンでなのでなので高速道路の長距離走でも苦にはならない。また4WDのLSD(ノンスリップディファレンシャル)で悪路も問題ない、それでも1日約650㎞を走るのは大変である。しかも秋の北陸道では北西風が強く吹き始めるので、ハイエースでも横風に気を使った運転になると思っている。以前に何回かキャブコン(クレソンボヤージュ)で向かった時にはスピードも出せずに長時間の運転になりとても疲れたことを記憶している。
■木曽路(中山道)を走る
中央道に入ると「ああ、旅が始まったな」と感じる。釣り旅の魅力は、釣りそのものだけでなくこうした“道中”にもあると思っている。そのため敢えていったん高速道路を降りて木曽路に入る、時間は掛かっても昼食は途中のそば処で美味しいそばを食べたいからである。秋の木曽路は紅葉に燃えて素晴らしい、高速道路ではゆったり見る余裕はないが一般道なら見どころもたくさんある。そしてキャンピングカー「コルドバクルーズ」に給油して塩尻から再び高速道路に入る。
手打ちそば「ながせ」は鳥居トンネルを抜けて奈良井宿を越えた国道沿いにある、イワナの塩焼きがとても美味しそうだったがお酒が欲しくなるので諦めてざるそばにミニ山菜天丼を注文した。お店の雰囲気は古民家で非常に良い感じ、お蕎麦は二八で蕎麦の風味があり甘めのツユで美味しくいただいた。
■釣り旅の締めくくりは温泉と地元の味
長距離ドライブを経てたどり着いたのは新潟県関川村、毎年お世話になっている「ちょっといい宿高橋屋観山荘」である。まずお気に入りの温泉へ入り長距離運転の疲れを癒す、疲れた体をゆっくり温める。その後は地元の料理を部屋食(今回は個室)でゆっくり味わうことになった。いつも凝った料理は絶品で楽しみにしている、美味しい料理をいただくのもこの旅の楽しみなっている。
そして美味しい地酒が疲れた体に染みわたる、いつまでもお酒を楽しみたいが明日からのサーモンフィッシングに備え早めに就寝することにする。翌日は早朝からの出発なのでおにぎり弁当を準備してくれる、現地では釣りに集中したいのでお弁当は非常にありがたい。それでも熊の出没で原則中止の連絡があった、増水もしているのでどうなるかわまったく分からない状態になってしまった。
■まとめ
翌日からは荒川でサーモンフィッシングその後はキャンピングカーで車中泊となる、荒川では熊の出没でも釣ることが出来ないかもしれない。それでも紅葉のなか走り続けた長距離ドライブ、疲れた体は旅館のお湯と食事で癒すことができた。これから3日間は釣りに専念したいがどうなるか分からなくなってしまった。