気持ちの良い空
釣り旅東北・北海道から戻り、急に真夏のような酷暑になり戸惑っている。北海道の早朝では暖房をつけるような日もあったので大変な変化である、そしてエアコンが取り付けていないキャンピングカーの平地での車中泊は暑くてとても無理なので高原に行って渓流釣りとキャンプを楽しむことにした。
■真夏の高原キャンプ
向かったのは荘川高原で道の駅「桜の郷荘川」で車中泊をする、ここは標高約830mあるので夜間は涼しく快適に過ごすことができる。早朝の気温は16℃くらいなので気持ちが良い、そして明るくなってきたので釣り場に移動して釣り場を確保する。当日は釣ってから「さくら街道白川郷 ひらせ温泉キャンプサイト」に入りキャンプを楽しむことになる、天気が良すぎて暑い中の釣りになったので早めに諦めてキャンプサイトに向うことになった。
平瀬温泉付近の標高は約600mなので平地より約4℃弱程度は低い、それでも直射日光のあたるサイトではとても暑くてたまらない。幸い川沿いで風があったので日陰にタープを張って、のんびりすることになった。朝からの渓流釣りで汗もかいていたので、近くの大白川温泉「しらみずの湯」で汗を流す。ここの温泉もお湯は熱めで露天風呂は最高である、しっかり温まり体の疲れも取れたのでキャンプサイトに戻る。
風も強くなっているので夕マズメの釣りは諦め、夕食の準備をすることになった。しかし車内では昼間の熱気も残っており窓開けても寝苦しい夜になった、やはり標高が低いので快適な車中泊は無理ようである。もっと標高の高いところか暑さ対策が必要だと感じてしまった。キャンピングカー「コルドバクルーズ」では悪路を走ることが多い釣り旅をするため室外機が底に取り付けとなるエアコンは断念した。しかしやはり夏の車中泊にはエアコンは必要である、前にスポットクーラーで失敗しているものの出力の強力なスポットクーラーをつけてみるのも良いかもしれない。
■難しい夏ヤマメ
先日の雨で水量はたっぷりあるものの厳しい釣りになった、釣れてくるのは良型のウグイか豆ヤマメばかりである。エサは釣り旅で残してしまったミミズを使う、またいろいろポイントを変えながら釣ってみる。酷暑なので本流で腰まで川に入っても気持ちが良い、そしてやっと釣れてきたのはヤマメではなくニジマスであった。
しかし二日目には早朝に流れ込みのポイントで良型のヤマメを釣ることができた、平日なので人もいなく快適な釣りができた。やはりこの時期は水温が低くなる場所でないと釣れ辛い、同様に25cmを越える幅広ヤマメが釣れてきたが少し朱点が見えるのでアマゴかもしれない。その後は陽が高くなりウグイばかりになってきたので、今回は早々に切り上げ食事をして帰ることにした。
■昼食はお楽しみ
初日もすぐにお昼前になりお腹も空いてきたので近くのそば処「蕎麦正」へ行く、するとお店はもうお客さんで一杯であった。幸い最後の席に着くことができたので外で待つことなく入店できたのでラッキーだった。そして期間限定の寒ざらしそばセットを注文する、自分で摺った山葵と塩で食べるそばが最高に美味しい。
二日目はさらに暑くなってしまったが、釣りをしてキャンプサイトを片付けるともうお昼間になっていた。二日目の昼食は里山茶屋「むろや」で美味しいカツ丼とそばを食べるつもりであったが、うっかりしていて月曜日は定休日なのを忘れていた。
そこであらたに4月の釣行の際に気になったお店に行って見ることにした、古民家ながら綺麗な庭がある。ここ「喜之助 式部の庵」ではそばでは無くさぬきうどんになる、しかし郷土料理の「どぶ汁」などもあり山野草の天ぷらもサクサクで非常に美味しく頂けた。またうどんももちもちしてコシもあり美味しく食べることができた、荘川ではいつもそばを食べることにしているがこちらのうどんもありだと思った。
■まとめ
夏場の車中泊はやはり厳しかった、朝夕は気持ちが良かったが車内では窓を開けても不快だったので改善が必要だと思った。また釣りは水が冷たく気持ち良かったがなかなか思うように釣れなかった、それでも良型のヤマメも釣れたのでラッキーであった。さらに今回の旅で新しく美味しい食事処も見つけたので楽しみも増えた、次回は来春になると思うが今から楽しみである。