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三重のJR紀勢線にある秘境駅「波田須」に驚いた

 熊野古道伊勢路の峠は3月に完歩することができた、そのなかで特に印象に残ったのはJRの秘境駅「波田須駅」であった。二木島から熊野古道伊勢路「逢神坂峠」を越えてバスに乗り継ぎ、波田須の道を歩いた。そして帰路に向かうためJR波田須駅に着いたところほんとうに秘境だったのに驚いてしまった。

■JR波田須駅

 JR東海紀勢本線にある「波田須駅」、直接自家用車で行くのは道が狭くて難しい。しかも国道311号線から波田須駅までの標高差が約80mほどあり、急カーブの細い道を下っていくことになる。熊野古道伊勢路を歩きながら立ち寄り、この駅からJR三木里駅まで戻り三木里海岸に駐車したマイカー迄戻ったのである。

 JR波田須駅は熊野古道の「波田須の道」から細い道を約1km下りたどり着いた、駅のホームは綺麗でトイレもある。時刻表見て歩いてきたので待ち時間は20分程度である、この列車に間に合わないと1時間以上待つことになるので焦って歩いてきた。

 

ホームに向かう道も狭い(右側はトイレ)

 ホームに入ると左右にトンネルが見える、トンネル間の短い間にある駅なのである。また少し熊野側の方に進むと綺麗に海と棚田が見える、この辺が秘境駅たる所以であろう。また、上下で約20本の発着があるものの9:00~15:00の間においては本数が少ない(上下4本)ので時刻表を確認しておかないと大変である。

熊野方面を眺める
ホームから見える棚田と熊野灘

■熊野古道「波田須の道」

 近くには熊野古道伊勢路「波田須の道」があり折角なので歩いてみると良い、古道は短く300m程度でアップダウンは少ない。ただし駅からは約100mほどの登りを登っていく必要がある、国道まで登ると徐福茶屋がありその向かいが波田須神社でそこから波田須の道である。

国道沿いにある「徐福茶屋」(特定日のみ営業)

 また秦の始皇帝の命によって不老不死の薬を捜し求める旅に出た「徐福」の宮も建っている、国道までの道から少し離れるが立ち寄ってみるのも良い。(私は足が痛くなっていたので行けなかった)

熊野古道伊勢路「波田須の道」

■まとめ

 熊野古道伊勢路を歩く旅の途中に利用した「JR波田須駅」、思いがけず秘境駅であった。二木島から逢神坂を越えてから波田須の道を歩いてきたので大変であった。特に徐福茶屋(国道沿い)からの下り道は足の指先が痛くなるほど急な坂道を下る。それでも駅から見える風景は素晴らしく良い思い出となった。

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