物を捨てることは難しくないとおもっているが、事(コト)を捨てるのは難しいと思っている。物理的な物は自分で捨てられるが、考え方や仕事あるいは立場などは人間関係もあり難しい。会社の仕事は60歳の定年で退職することにした、これは継続して働かないという自分の意志で仕事を捨てることができた。しかしボランティアなどは自分の考え方や立場で続けてしまっていた、それでもようやくボランティアの役員も退任することになった。やめてしまうと周りに迷惑をかけると思っていたが、思っているほどそうでもないのかもしれない。そして気持ちも楽になり、やっと自分の思うような生活を始められることになった。
■捨てれる事は捨てる
人生の終わりに向けて自身の身辺整理を行い軽くしていきたいと思っている、健康寿命が終わるまでの時間も少なくなってきているので自分の好きな事に時間を費やしたい。それは義理人情はもちろん我慢はしないし無理に頑張ることもしないようにしたい、なかなか思うように捨てられないが迷惑をかけないよう少しずつ身を軽くしていきたい。
■ボランティアをやめる
先月に30年以上続けてきたボランティアの仕事を止めた、いつのまにか責任も重くなりプレッシャーも強かった。会社は既に退職しているもののボランティアと言えど公益財団法人の理事になっていた、しかも中部エリアの責任者として仕事を行っていたので気が休む暇も無かった。それでも今年3月を最後に役員を退任して心身ともに自由になった、一カ月以上経過してその自由を改めて実感しているところである。
■定年後の暮らし方
定年後は時間が自由になり職後は人生の黄金期として楽しく生きていきたいと思っている、しかし人生の終盤には健康という避けられない壁がある。60歳を越えてからは体力が著しく低下しているのを実感している。元気なうちは「人生の黄金期」を楽しみたいが、体力を使う釣り旅は少しずつだが厳しくなってきている。普段から体力低下防止の運動は続けているものの、思いどうりに生きられることは日々少なくなってきている気がする。今までは会社やボランティアなど人のために多くお時間を費やし働いてきた、しかしこれからは少しでも自分のために時間を使っていきたいと思っている。
■まとめ
定年退職からの黄金期の暮らし方をアップしてきた、しかし現状はいろいろな事に縛られ思うように過ごすことが出来なかった。そしてやっとボランティアの役員を退任し、本格的に人生の黄金期を向かえることが出来た。人はそれぞれ満足できることは違っていると思っている、仕事やボランティアに取り組んでいるほうが黄金期の人もいるかもしれない。しかし時間や責任に縛られたくないのであれば、事は早く捨ててしまったほうが良いと思っている。