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エコキュートを太陽光発電で沸かし始めて1年が経過したが・・・

 エコキュートを太陽光発電で沸かし始めて1年が経過した。FIT(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)の売電価格が42円から8円になり太陽光発電をこれからどうするかを考えた、そこで高額になりやすいエコキュートを太陽光パネルの発電でまかなうことにしてみた。その結果かなりの節電が出来たと思っている、しかし電気料金の高騰で思ったようなコストの削減には繋がらなかったのが現状である。電気料金は下がる気配もないことからこれからの電気についてさらに考える必要があると思っている。

経済産業省(資源エネルギー庁)HP:どうする?ソーラー

■節電効果と電気料金の比較

 ちょうど1年間が経過したので対策前の使用電力を比較してみた、下表にあるように大きく節電している。

使用電力比較

 これだけ節電できているにもかかわらず、下表のとおり電気料金に反映できていないのが現状である。赤い部分は新買取制度による太陽光発電の余剰電力の充当分になる。特に昨年7月以降は厳しい状態になってきている、2月からの政府支援策(7円/kwh)があってもマイナスである。

 さらに売電収入(赤い部分)が全く見込められなくなっていることが良く分かる、エコキュートを沸かしているので仕方がないが売電しても収入は見込めないと思っている。

電気料金比較

■さらなる節電対策はあるのか?

 昼間に発電して電気製品などの電力に使用しつつ、余った電力を蓄電池に貯める。そして夜間に使用することで節電する方法もあるものの、バッテリーシステムなど設備投資が必要になる。いまの電気料金でさらなる設備投資をするのは現実的ではないだろう。また太陽光システムも10年以上経過しているので、経年劣化も進んでいると思われる。

 実際の節電は小さなことからコツコツと節電することが必要であると考える、また電気料金プランの変更も検討するべきかもしれない。しかし現在の契約は新規契約は終了しているので変更すると戻ることが出来なくなる、お試しが出来ると良いが出来ないので慎重になる。電気料金プランはさまざまな契約が絡んでくる、また使い方も影響するので単純に電気料金の単価だけで判断できないので頭が痛い。

■まとめ

 せっかくエコキュートの沸き上げ時間の変更で節電することができたが、節電効果は燃料費の高騰で吹き飛んでしまった。幸い節電効果で電気代の高騰は免れたものの、売電収入がほぼ無くなってしまったのでかなりの収入減になっている。しかも太陽光パネルのローンもしばらく残っているのでダブルパンチになってしまった、ローンが無くなり太陽光パネルが頑張り続けてくれればよくなると思っているが・・・・

卒FITになり電気料金の削減を検討したらエコキュートにたどり着いた 2022/02/12

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