キャンピングカーと家庭用太陽光で停電時に備える

近年、災害も多く大停電も発生している、また昨年の釣り旅北海道では実際に全道停電のなかでの旅になった、しかも東海・東南海・南海地震はいつ発生してもおかしくない状況でもある。これには他人ごとではなく自分事として備える必要がある。我が家にはキャンピングカーもあり備えているつもりではあるが、自宅が停電や断水した場合にどのような対応するべきか確認することにしてみた。

目次

1、キャンピングカーの備え

2、発電機

3、太陽光パネル

4、エコキュート

5、備蓄品(自宅)

6、まとめ

 

1、キャンピングカーの備え

①電気
以前にキャンピングカーの電源の使い方をアップしたが、今回は災害時で停電時の使い方である。キャンピングカーに太陽光パネルを搭載していなので充電しないと電気は枯渇する。走行充電では満充電するには5~7時間は走らないと充電できない。やはり今後は車載用太陽光パネルの搭載は必須であると思う。しかし、車内の冷蔵庫を含めて節電しながらであれば2~3日の電力はサブバッテリーに蓄電されている。また、自宅には太陽光パネルが設置しているので天気の良い昼間に外部充電から充電すると蓄電が可能だと思う。なお非常時に備え長めのコードリールを買っておかなければいけない。

キャンピングカーのサブバッテリー

➁トイレ ※キャンピングカー マイクレソンボヤージュ 釣り旅トイレ事情
ポータブルトイレが設置されている、また驚異の防臭袋 BOS (ボス) 非常用 トイレ セット15回分と非常用トイレ凝固剤が積み込んであり断水しても1週間くらいはトイレに困ることはなさそうである。

③コンロ
電気を使うIH調理器もあるが、災害時は積み込んであるカセットコンロを使うことになろう、予備のカートリッジを3本準備したいが、前回の釣り旅北海道で使ってしまったので追加購入しておくことが必要。

④備蓄品
・飲料水2ℓのペットボトルが常時4本積み込み
・カップ麺1ダースの常時配備
・ごはんパック約10個
・レトルト食品各種約10個

2、発電機(1600W)

キャンピングカー積載用に購入した工進インバーター発電機GV-16i 、普段は物置に入れてある。ガソリン缶(10ℓ)もあるので長時間の利用が出来る。消費電力も1600Wあるので大抵の家電製品に対応できる、ただし高消費電力の電子レンジなどを利用するときは他の機器の並列使用を控えなければ発電機のブレーカーが落ちる。本機は静穏タイプも静かなのだが家の中では一酸化炭素中毒になるので使えない、屋外で利用すると深夜では気になると思うので気を付けたい。また、近々の災害で購入価格が上がっているようである(購入時7万程度⇒現在9万円程度)

3、自宅の太陽光パネル(5.040kw)

一般的な家庭用の太陽光パネルなので一定以上の発電がある場合は家電製品利用可能である、しかし蓄電装置は無いので夜や曇天時は使えない、またすべてのコンセントが使えるわけではなく停電時のパワーコンディショナの停電用コンセント(1個)から延長して使うことになる。

パワーコンディショナ※右側の黒いコンセントが停電用コンセント

具体的には停電の場合、昼間にソーラー・パネルで太陽光発電した電気が一定以上あるときには、その電気を家の家電製品で使うことができる。つまり停電したときでも、冷蔵庫を冷やしたり、テレビを見たり、携帯電話の充電をしたり、ご飯を炊いたりすることができる。
ただし、停電するとパワーコンディショナも停電で機能が停止してしまうのでパワーコンディショナを「自立モード」に切り替えて、「自立専用コンセント」に使いたい機器を接続する必要がある。なお、消費電力は1500W以下で使うことになっているのであまりタコ足配線は出来ず、消費電力の大きいものは一度に使うことが出来ない。

「自立運転」への切り替え
①太陽光発電用のブレーカーを「OFF」にする
➁運転スイッチの連系運転「ON」から「OFF」、自立運転を「ON」へ
③自立が表示されたら、停電用コンセントにプラグを差し込み使用可能

「連系運転」への復帰
①停電用コンセントからプラグを抜く
➁太陽光発電用のブレーカーを「ON」にする
③運転スイッチの自立運転「ON」から「OFF」、連係運転を「ON」へ
④連系が表示されていることを確認する

最近は太陽光システムに蓄電装置も備えるケースもあるが高価なので導入できない、ただキャンピングカーがあるので外部充電に接続すればサブバッテリーに充電できると思う。

4、エコキュート

ヒートポンプ給湯機式のエコキュートは電気を使ってお湯を沸かすので、停電中はお湯を沸かすことはできないが、停電前に沸かした貯湯タンクにたまったお湯があるときは、停電していてもたまったお湯を使うことが出来る。なので満タンであれば2〜3日間程度のお湯は確保できる、また使い方を節約すればもう少し伸ばすことが出来るとは思うが限界はある。また、お風呂に使うことなく生活用水に限定すればかなり長期間の利用も可能になるかも知れない。※機種によっては使えない場合もあるので注意、また飲料水には使えない。

エコキュート操作パネル

5、備蓄品(自宅)

・飲料水2ℓのペットボトルが常時6本
・ごはんパック約10個
・レトルト食品各種約10個
・非常食セット
・カセットコンロ(カートリッジ3本)

6、まとめ

トータルすると節約すれば約1週間は耐えることができそうである、それ以上の長期なるとガソリンの備蓄や太陽光の発電量に左右されそうである、しかし最低限の情報のための電気確保は出来そうなので耐えるしかない。まったく電気のない生活になってしまうことはなさそうであり携帯の充電等であれば近隣の方にも提供できるかもしれない。

さるもん

こんにちはさるもんです! 60才で定年退職して人生の黄金期の生活を始めました。 失敗、楽しみなど黄金期の生活の仕方を紹介していきます。

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