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「釣り旅北海道」で培った北海道の釣り方を紹介その③サーモンフィッシング編

  釣り旅北海道の原点は忠類川のサーモンフィッシングから始まった、1995年から始まった忠類川サーモンフィッシング。1996年に家族で北海道旅行(キャンプ)に行ったとき、標津のサーモン科学館に立ち寄った。そこに置いてあった忠類川サーモンフィッシングのチラシをなんとなく持ち帰った。しかし帰ってチラシを見直ししているうちに妄想が現実に変わっていった、またおなじような志がある友人にも助けられた。

「釣り旅北海道」で培った北海道の釣り方を紹介その①季節編 2021/10/05

「釣り旅北海道」で培った北海道の釣り方を紹介その➁ターゲット編 2021/10/07

■サーモンフィッシングを始めたわけ

 前述のとおり忠類川サーモンフィッシングを始めたきかっけは標津にあるサーモン科学館のチラシから始まった。しかし実際は北海道旅行中に知床の河口でサーモンフィッシング(カラフトマス)を行った記憶がある。家族旅行なので早朝に少しだけだったけど初めてのサーモンフィッシッグであったと思っている。それまでは昔に見ていた金曜11PM(イレブンフィッシング)コーナーのカナダのサーモンフィッシングで憧れているだけであった。それが日本(北海道)の河川で釣ることができるようになっていたことに驚き、釣り旅北海道の始まりとなった。

 当初、忠類川ではルアーで釣っていた、4泊5日程度を忠類川で釣って宿泊は近くの温泉でキャンプを行った。しかし羆のリスクも高いところだったので数年で旅館に切り替えた。しばらくは忠類川で釣っていたが、知床半島の瀬渡しによるカラフトマス釣りにも行ったりした。また忠類川でサーモン用延べ竿テスト中の故細山長治氏との出会いから本流延べ竿に魅せられた。そして北海道の広大な大地に流れる川のビッグトラウトの釣りにのめり込んでいった。

故細山さん(忠類川)

 また忠類川サーモンフィッシングは1999〜2000年がピークで延べ約9000人の釣り人が訪れていて、多い日には200人を大きく超える日もあり釣り場も混雑していた。そんな忠類川に嫌気が出て知床や他の河川のトラウト狙いに行くようになった。しかし最近は釣り人も少なくなってキャッチ&リリースも導入され、釣り区画もフライ・ルアーとも区分けされて釣りやすくなっていた。なので5年ほど前からは忠類川サーモンフィッシングを再開してきたところであった。いずれにしても河川でサーモンを釣るためには申し込みが必要なので、申し込みだけはしておきたい。

 《チャムサーモン(シロサケ)》

 サーモンと言えばシロサケである、北海道では海で釣ることが普通なのだが私は延べ竿で釣っている。なので釣りのできる場所は忠類川か浜益川になる。釣れる時期は9〜10月、釣り旅の一部に組み入れて釣っている、早い時期のほうが銀ピカが多いので9月の上旬になる。また10月以降は本州でも釣ることができる荒川や手取川でサーモンフィッシングを楽しむことにしている。

忠類川サーモン

 《ピンクサーモン(カラフトマス)》

 8月中旬になると知床半島の河口に集まり始める、また忠類川でも河川に遡上して釣れ始める。最盛期は8月下旬から9月の上旬になる、しかし9月に入ると急激に婚姻色がでてオスはセッパリして体系が大きく変わってしまう。知床の瀬渡しの釣りでは海で釣るのでルアーを使う、延べ竿でも釣れると思うが餌に紅イカなどつけるとうるさいほど根魚が釣れてしまうので仕方がない。

カラフトマス(オス)
■釣り旅北海道のサーモンフィッシング

 《忠類川》 忠類川サーモンフィッシングHP

 8〜11月上旬まで約3ヶ月の間で釣ることができる、8月と9月初旬はカラフトマスが中心で入れ替わるようにシロサケが釣れ始める。釣獲調査が名目で承認証と利用料金が必要になる、通年であれば6月から申し込みが必要になる。申し込み時期により釣りのできる期間が異なるので注意が必要、原則キャッチ&リリースなのでちゃんとリリースすれば1日中釣りすることが可能である。延べ竿が使えるA・B区間は朝一番以外は人が少なくて釣りやすい、もともと自然の川なのでゆったり釣りが出来て楽しむことができる。ただしヒグマがいるので注意は怠らないようにしたい、足跡はよく発見する。

忠類川

 《浜益川》石狩観光協会HP

 初めのころの浜益川は何でもありの状態であったらしいが、監視体制の強化で良くなってきている。札幌から近いので人も多い、ほとんどの人は河口付のエリアに集中する。ここではカラフトマスは釣れない、シロサケのみになる。延べ竿は釣獲区間の最上流付近で釣ることができる。ただしルアーで引っ掛って釣りする人もいるので、遡上があってもスレてしまう。ここは一部のキャッチ&リリース区間しかないので、たくさん釣ってしまうと大変なことになる。飛行機で行っていたときには札幌から近いので往きと帰りに釣ったりしていたが、キャンピングカーで釣り旅するようになってからはトラウト釣りのルート上にないので行っていない。この川も釣獲調査なので申し込みが必要である。

上流部のポイント

 《知床半島》

 知床半島の河口付近でカラフトマスを釣ることができるが、河口規制があるので十分注する必要がある。相泊港から瀬渡しで行くカラフトマス釣りは、素晴らしい世界遺産の知床を満喫することができるのでお勧めである。小さめの漁船で20分程ゆられる、海が荒れていると大変な思いをするが知床の自然を体で感じられることができる。また十中八九、羆と遭遇するので釣りにならない場合もある、船長さんの指示に従うことで安全に釣りをすることができる。瀬渡しに7〜8千円程度料金が掛かるものの十分楽しむことができる。

2頭の羆が出現
■サーモンフィッシングのまとめと今後について

 釣り旅の原点であるサーモンフィッシング、大型魚と延べ竿でのやり取りはエキサイティングである。たくさん釣る必要はない、持ち帰ることは大変なのでリリースできる場合はリリースする。ただ知床半島やリリース不可の場所では最小限のみ持ち帰って美味しく頂くことにしている。

次回は北海道の釣れる場所を探すをアップ 2021/10/11

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