「釣り旅北海道」で培った北海道の釣り方を紹介その①季節編

 今年は残念ながら緊急事態宣下で釣り旅ほ北海道は断念した、しかし長年続けてきた釣り旅で経験したノウハウはあるつもりでいる。また釣りのポイントについては大雨などで変わってしまうので当てにならない、常に道内にいて釣りに行けるわけではないので仕方がない。地道に探したポイントも台風でガラリと変わってしまうこともある、なので毎年探したポイントを中心に広く探っていくことで対応している。なお北海道では餌を使った本流延べ竿を使って釣るが、キャッチ&リリースしている。

■北海道でも必ず釣れるわけではない

 北海道では四季による気候と遡上魚による魚の移動に大きく影響される、なので情報なしで行ってもなかなか大型トラウトが釣れるものでもない。始めて行くのであればフィッシングガイドを頼んで行くと良い思いが出来るかもしれない、ただしお金が掛かってしまう。私の場合は失敗を重ねて釣れる時期や場所をパターン化し、釣り旅北海道を計画している。また北海道ではヒグマのリスクもあるので慎重な行動と準備が必要になる。

2頭の羆が出現
■北海道の釣り季節とは

 冬場は雪に閉ざされるので一部の強者か、湖の氷上ワカサギ釣りなるのだろう、とても私には行くことが考えられない。しかし4月になると残雪が多いものの遡上魚も動き出すので釣り開始となる、本州から行くとなると4月中旬以降が無難ではないか思っている。ただし4月下旬でも普通に雪が降るので注意しておきたい。またアメマスは一部を除き川を下って海に出て行ってしまう。

2017/04 根室

 そして本格的に雪解けが進む5月には雪解け水が流入して雪代で増水する、川は冷たく増水してて釣りにならなくなる。この増水が収まるのは場所によっても違うが6月上旬頃までかかる、5月に行く場合は場所の選定が重要になる。また産卵のためサクラマス(禁漁)も遡上してくるので注意が必要だ。

 6月以降はトラウトも活発に動き釣りには良いシーズンに入る、ただ7月の夏休みに入ると北海道の人たちも短い夏を活発に動き出すのでどこのキャンプ場も一杯になるし、北海道でも暑くなるのでお盆過ぎるまでは避けたほうが良いかもしれない。

2018/9 道央河川

 お盆開け頃から北海道は一気に秋に向かっていく、9月に入ると夜は暖房が必要になってくる。この頃から大型遡上魚のサーモンも遡上し始める。お盆を過ぎるころからピンクサーモン(カラフトマス)が岸寄りし始めて遡上開始、フレッシュなチャムサーモン(白鮭)も9月になると遡上し始める。ただ北海道の河川では許可された一部の河川(忠類川・浜益川)でしか釣りはができない。

2018/09 忠類川

 9月に入ると季節が良くなり釣りやすい、サーモンの産卵を狙ってニジマスやアメマスも集まってくる。北海道の釣りで一番楽しい時期かもしれない、しかし10月も半ばになると山は紅葉し始める。本州からの釣りはこの辺で終了なってしまうかもしれない、ターゲットと場所を絞り込まないと釣れなくなり始める。11月になると普通に雪も降り道路の凍結も始まってしまう。

61cmニジマス

 12月以降は一部の湖を除き凍結するし、川も氷結してしまう。一部の強者は海のアメマスやサクラマスなどを狙って釣行するが、本州の雪のない地域住む私には想像することもできない。なので地元のサーフでキャスティングの腕を磨くことになる。

 なお、北海道ではフィッシングルールがあるので一読してルールを厳守して釣りをしたい

 北海道フィッシングルール2021 Rule&Mannerについて 北海道HP

■北海道の釣り旅(季節のまとめ)

 春夏秋冬、北海道では季節ごとに野生のトラウトが釣れる川がたくさんあり楽しむことができる。また川がダメでも豊かな海もある、北海道が好きすぎて移住したいがそういう訳にもいかず、キャンピングカーを購入して楽しむことにしている。今年は新型コロナで一度も行けなかったので残念な2021年になってしまった・・・💦

「釣り旅北海道」で培った北海道の釣り方を紹介その➁ターゲット編に続く

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