半年くらい前からハンドルを切る際にエンジンルームからキュルキュルと異音がするようになった、ベルトが擦れるような音だったのでベルトの経年劣化と思っていた。7月には点検も行い問題はないとのことだった、しかし9月の釣り旅北海道でも異音は続き気にはなっていた。そして新潟のサーモンフィッシング遠征から少しづつハンドルが重くなり始めた、また空気圧の低下かかと思い途中のガソリンスタンドで空気も入れたがあまり変わることなく旅は終了した。しかし帰宅後の車庫入れの際には非常にハンドルが重くなってきていたがそのままにしていた。
■たまたま訪れたトヨタ販売店で発見
ゴルフの後で息子の車購入のために立寄ったトヨタ系ディーラー、少し時間が掛かるようなのでその間に空気圧のチェックをお願いした。メカニックが運転して作業エリアに入れたところ、パワステが効いていないことが判明した。そして確認したところ油圧ポンプのオイルが減っている状態になっていた、取り敢えずオイルを入れてもらうと異音もハンドルも劇的に改善した。そしてメンテをしてもらっている近くのディーラーに持ち込み点検することにした。

■原因はパワーステアリング
ハイエースのキャンピングカー「コルドバクルーズ」は2020年7月に納車(5年目)走行距離は約5万kmになってきていた。ハイエースキャンピングカーは非常に 車重が重いので、油圧式のパワステにも負荷が大きくなる。そして新潟までの長距離旅を続けたのでオイル漏れも多くなり急激に悪化したと思われる。パワステの オイル漏れはハイエースではとてもよく発生するトラブルらしく「キュルキュル音 + オイル漏れ」 の組み合わせでパワステが効かなくなるのは典型的な進行パターンのようである。

■ポンプASSYを交換する
そして点検の結果、やはりオイル漏れが発生しているようで「パワステベーンポンプASSY」を取り換えることが必要になった。オイル追加で改善したもののそのままには出来ないので修理日程を決めることにした、ポンプやベルトなどの部品交換と工賃で約10万円の出費になってしまったが仕方がない。次回の車検までにはタイヤも交換するつもりなのでお金のかかることが続いてしまうことになる。

■まとめ
分かっていればキュルキュル音の発生でしっかり点検してもらえば良かったと思っている、放置して長距離運転を繰り返すことでオイル漏れが増えてパワステが効かなくなってしまった。結果的にポンプを交換することになり修理費もかさんでしまうことになった。お気に入りのキャンピングカー「コルドバクルーズ」、まだまだ乗り続けたいと思っているのでしっかり修理しておきたい。

