今回の新潟遠征の三面川サケ有効利用調査でサケは釣れることなく終わってしまった、それでも夜は関川村高瀬温泉の「高橋屋観山荘」に宿泊して、荒川サケ有効利用調査にチャレンジした。荒川は釣り場が広く釣りやすい。三面川と同じように抽選で受付を行うもののポイントさえ見つけられれば釣れると思っている。
■荒川サケ有効利用調査
荒川サケ有効利用調査は宿泊パックと一般募集があり、前半は宿泊とセットになっているので必ずどこかに宿泊しての釣行になる。そのため宿泊パックの平日は比較的釣り人も少なく釣りやすい、また釣り場区間も約7kmあるので混雑することは少ない。しかしここ数年の様に遡上の少ない場合は良いポイントに入らないと釣れる確率は激減してしまう。
宿泊パック:令和6年10月18日(金)~令和6年11月08日(金)
一般募集:令和6年11月9日(土)~令和6年12月15日(日)
■釣れたサケ(オス・メス)
受付順を抽選で決めるがポイントは多いので心配していない、それでも今までの好釣果の場所には多くの人が向かうことになる。釣り人は最下流域と最上流域に集まりやすい、しかし途中にも良いポイントはたくさんあると思っている。また河原にも車で入れる場所も多く、キャンピングカー(4WD・LSD)でも楽々入っていけるのでありがたい。ポイントは瀬から大場所に流れ込む駆け上がり付近を狙えばよい、そんな場所を探して3年続けてサケを掛けている。大場所では延べ竿は不利になるが駆け上がりであれば問題ない、サケが居れば何とか釣れるであろうと思っている。
■釣れたサケを捌いてもらう
サケ有効利用調査ではメスが釣れた場合は持ち帰りが出来ない、それでもオスであれば持ち帰りも可能である。しかし川に遡上してきたサケは婚姻色がでて産卵のための準備で卵子や精子に栄養がいってしまい身は白くなり美味しくなくなってしまう。産卵後のサケなどの身体はボロボロでとても食べる気にはなれない、荒川ではオスはリリースが可能になったのでありがたい。
駆け上がりで掛けたオスのサケは多少婚姻色は出始めているもののまだまだ鱗も光っている、60cm程度の小さめのサケであるがせっかくなので持ち帰ることにした。そこで問題になるのがサケを三枚におろすことになる、家に持ち帰るまでクーラーに入れておくよりもすぐに捌いて塩をしたほうが良いに決まっている。またサケは大きいので捌くのも大変である、大きなまな板やよく切れる包丁も必要になる。
そこで今回は飛び込みで地元のスーパー(原信)の鮮魚部に聞いてみたところ捌ける人がいればできるとのこと、幸い居たのですぐに捌いてもらうことができた。料金は格安の220円税込みで、ちゃんとパックに入れてもらえた。できれば事前に電話しておけばスムーズに対応してくれるとのことである。
■まとめ
三面川では釣れなかったサーモンフィッシング、荒川では何とか釣ることができた。持ち帰ったサケも非常に状態が良く美味しく頂けそうである。また次週には再び新潟県の五十嵐川サケ有効利用調査にチャレンジする予定である。五十嵐川は初めてのサケの釣行になるが、上流のキャンプ場に宿泊して2日間のサーモンフィッシングを楽しみたいと思っている。