新潟の五十嵐川で釣れた鮭を食べて釣り旅の最後を締めくくる

 新潟のサーモンフィッシング(鮭有効利用調査)の釣り旅を終えた、往復約1400kmをキャンピングカーで走り抜けた秋の釣り旅だった。 そして綺麗なサーモンとの出会い、冷たくなってきた空気と川の音、ウェーダーを履き川へ何度目かのキャストでズンと重みが伝わった、ロッドがしなり重厚な引きに耐えながら、慎重に寄せるとなんと銀色に輝くサーモンが姿を見せてくれた。まさにこの旅のご褒美で朝の光を浴びて魚体が美しく光っていた、新鮮なままスーパー原信で調理(解体)してもらったサケ、そして釣れた鮭を美味しくいただくことで旅の最期を締めくくることになる。

■釣れた鮭をスーパーで調理する

 河口から約50kmを遡上してきたとは思えないほど綺麗な魚体の雄サケ、非常に元気で取り込みにも苦労させられた。そして近くのスーパー(原信)で調理をお願いする、1kgあたり100円で捌いてくれるので非常にありがたい。遠征組ではクーラーで保存して帰宅するより捌いて持って帰ったほうが良い、しかも切り身にしてパックに入れてもらえるので帰宅後すぐに調理できる。ただし鮭は水が出やすいので一旦パックから取り出し、塩をしてペーパータオルにくるんで保存したほうが良いだろう。

スーパーで調理してパックに入れてもらった鮭、成熟していないのか白子はまだ小さかった

■焼漬けで食べる

 鮭の身は多いので色々な料理で少しづついただくことにする、まずは新潟の旅館でも食べた焼漬けを食べる。身を焼いてから漬け汁に付けておき少しずつ炙ったりレンジでチンしたりして食べる、お酒のおつまみに最適なので少しづつ食べることにしている。

コンロで焼いた鮭の身を漬けタレに付ける、あとは炙ったりレンジでチンして食べる

■朴葉風味の味噌焼き

 帰りの岐阜大和のパーキングエリアで購入した朴葉味噌、岐阜県に入ったら必ず購入するお土産である。鮭に限らず渓魚を食べるときには必ず購入するようにしている、炭火で焼かなくてもフライパンで焼いても十分美味しく食べられるので簡単に料理することができる。焦げる朴葉の香ばしい香りと、味噌の甘い香りが漂うご馳走になる。

朴葉と味噌が軽く焦げ香りも楽しむことができる

■竜田揚げも定番に

 鮭をひと口大に切り分けて、醤油・みりん・生姜のタレにしっかり漬け込む、衣は片栗粉だけで油に落とす。きつね色に揚がった鮭を口に運ぶと外はカリッと中はふっくらジューシーになる、川の恵みをシンプルに味わえるごちそうになる。また冷えていても身がモッチリしていてとっても美味しくいただくことができ我が家の定番になりそうである。

目の前のフライパンで揚げた、揚げたてアツアツの竜田揚げを食べるのは最高である

■最後は定番の石狩鍋

 旅の最後の料理は定番の「石狩鍋」で、捌いた鮭の頭部でだし汁を作りそのだし汁で石狩鍋を作る。だし汁には近くの酒蔵で買ってきた酒粕を入れる、そして食べ切っていない身を入れてたっぷりの野菜や豆腐を入れ食べる。鮭の旨味にくわえ酒粕と味噌のコクが体にしみわたる、身体も温まり「これで今回の旅も終わった」としみじみと思った。

定番の「石狩鍋」、地元の酒蔵(伊勢旭)で購入した酒粕を使った

■おわりに

 新潟県の五十嵐川で釣り上げた銀色に輝く美しい鮭は脂ものっていて最高のコンディション、折角なので妻がいろいろな料理にして美味しく作ってくれた。そして最後に「石狩鍋」を食べて今回の新潟サーモンフィッシング旅を気持ちよく締めくくることができた。

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