カラフトマスを狙って知床半島に向かったが予想通り厳しい釣りになった

  ここ数年は北海道でも暑い日が続いていて海水温も高く、カラフトマスの岸寄りは非常に厳しい状態が続いている。今回も9月中旬の釣行では、カラフトマスのシーズンは終了しているかもしれない。それでも世界遺産の知床半島の自然を満喫できる知床釣行は秋の釣り旅では外すことは出来ない。

■知床半島モイレウシ

 AM2:30宿を出発して相泊港に向かう、途中の道では鹿が飛び出してくるのでスピードを出すことは出来ない。相泊港に近づくにつれ鹿が目に付くようになるので安全運転を心掛けるようにする。AM3:50瀬渡しの船で出港、まだ暗闇の知床の海を進んでいく。夜明け前にモウレウシ湾に到着し上陸する。夜明けとともにすぐ目の前には国後島が見える、いつもながら感動的な夜明けを見ることができる。

真近くに見える国後島

■カラフトマス

 夜明けとともに見ることができたカラフトマスのハネは無い、時折遠くでハネらしきものも見えるが非常に少ない。当たりもないまま頑張っていたところ、隣の釣り人に魚が掛かっている。そして上がってきたのはサケであった、もうカラフトマスのシーズンは終了してしまったようだ。たまにサケが掛かるようだがカラフトマスは誰も釣れなかった。

釣れてきたアイナメ

 それでも豊潤な知床の海、ガヤ(北海道メバル)やアイナメが釣れてくる。しかしカラフトマスンの強引な引きを味わえなかったのは残念であった。来年もまた知床の海に来れるよう元気でいたいと思っている。さて相泊港への帰港はAM9:30である、道の駅「羅臼」に立ち寄って次の目的地湧別町に向かうことになった。

相泊港に向けて帰る

■途中の蕎麦屋

 斜里町でちょうどお昼になった、蕎麦が食べたくて探したがお休みのとこもあり「そば処 福住」で食べることになった。北海道ではよく見るお店である、注文はタブレットで支払いは自動精算機で行っている。蕎麦は更科そばでつゆはあっさりとしている、また他のメニューも豊富にある。しかしセットメニューは食べ過ぎになるので単品の冷やし「天おろしそば」にした。

冷やし天おろしそば

■湧別町の五鹿山キャンプ場へ

 途中時間もあったのでキャンプ場近くの本流河川に入る、昔々62cmのニジマスを釣ったところだがポイントは様変わりしてしまっている。しかし何も反応はない今回はお留守のところが多い、本日の釣りは北海道のガヤ(北海道メバル)とアイナメちゃんの優しさに感謝するのみになった。

五鹿山キャンプ場(区画サイト)

 湧別町にある五鹿山キャンプ場は安くて空いていて、近くに道の駅「チューリップの湯」の温泉もある。2,000円ポッキリで電源も使える区画サイトで、有料になってしまったが数十円でゴミも捨てることができる。街にも近いので買い物や車載テレビも映る、残念なのは便座が冷たいので覚悟して座る必要があることぐらいである。なので深夜はキャンピングカーのトイレを使うことになる。

■まとめ

 今回の知床半島も温暖化の影響でカラフトマスの回遊が異常に少ない状態であった、来年はもう少し時期を考える必要がある。ここ数年たくさんのカラフトマスが河口に群れる姿を見たことがない、今年も雄大な知床半島の景色に見とれるだけで終わってしまった。

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