キャンピングカーで行く初夏の釣り旅東北・北海道2025を振返る その②

 新潟で釣りやキャンプやゴルフを楽しんだ後、関川村からほど近い山形県小国町に向かった。ゴルフが早く終わったので買い出しをしてもたっぷり時間がある、そしてこれからは朝日連峰の南面にある山奥のキャンプ場に入る。ここで2日間キャンプと釣りをしてその後は山形からさらに北上して青森まで行くことになる。

■山形県小国町の白い森オートキャンプ場

 荒川の河川敷ゴルフ場から約50kmでキャンプ場に到着する、2泊分の食料を原信(スーパー)で買い込んでも2時過ぎに到着できた。テントサイトにタープを張って準備を整える、目の前が川なので釣りがしたくなるがキャンプサイト前では釣りは出来ない。ゴルフもプレーしてきたのでお風呂に入りたい、川向こうの白い森交流センター「りふれ」では300円で入れる温泉があるのでゴルフの疲れを癒すことにした。ここで本醸造の地酒「朝日山」を購入する、お酒は地酒の本醸造を飲むことにしている。純米大吟醸などは美味しいに決まっているのだが、地酒は本醸造の酒蔵本来の味を味わいたい。

オートサイト(電源付き)

 キャンプサイトはしっかりと区画されている、またサイトにはテントを張るところに盛り土がしてあるので水捌けは良さそうである。炊事棟やトイレも綺麗で良い、とくに平日で私たちのみなので静かなキャンプが楽しめた。翌日は早朝から釣りがしたいので早めに就寝して明日に備えることにする。

白い森オートキャンプ場オートサイト

■荒川の釣り

 荒川本流の最上流になる、しかしこの先は原流域になるので無理はせず本流で釣ることにする。今まで増水に苦しんできたが若干良くなってきている、ポイントに到着して流すと直ぐに小さなイワナが釣れてきた。今日はキャンプで食べる魚だけキープしておくつもりである、20cmオーバーの渓魚が5~6匹あれば十分なのでそれより小さい渓魚はリリースする。

良型ヤマメが釣れた

 その後、25cmオーバーのイワナを筆頭に4匹をキープした、その後もポイントを移動して4匹をキープする。もう十分なので釣りを切り上げ「金目そばの館」に向かうことにした、山奥にあるそば屋だが口コミも良いので車を走らせる。道路沿いに流れる金目川も気になるが、もう十分釣ったので釣らなくても良いだろう。

釣った魚(ヤマメ・イワナ)を食べる

 「金目そばの館」

 そばは金目地区で栽培するそばを自家製粉して作る十割そばで香りも良く美味しい、また山菜の時期なので美味しい天ぷらも食べることができた。さらにお勧めされた「たかきび入りハンバーグ(肉なし)」や山菜の手作りの小鉢も大変美味しくいただけた。雰囲気も良く春は山菜が美味しいのでまた来春も訪れたいと思っている。

金目川の上流「金目そばの館」

■山形県を北上する

 翌日は釣りもせずに山形県を北上する、雨も降っているので丁度良い。キャンピングカーのゴミやダンプ処理などキャンプ場で捨てることができたので身軽で良い、キャンピングカーの旅ではゴミが出やすいのでゴミ処理が可能なキャンプ場には定期的に入る必要がある。また洗濯物も増えてしまいキャンプ場のランドリーでは容量不足になったので長井市のコインランドリーで乾燥することにした。

そば処「十割そば紅五郎」

 お腹も空いてきたので近くの蕎麦屋を探す、とりあえずGoogleマップを使って比較的口コミの評価の高いお店を探す。そして「十割そば 紅五郎」が良さそうなので昼食にすることにした、ここではお店のアプリをダウンロードすると格安に食べることができる。もちろん十割そばは美味しく、かき揚げとざるそばを食べ満足して北上を続ける。

かき揚げとざるそばを注文した

 そして今夜はどこで車中泊をするかを悩んだが北上を続け新庄市へ、そこから最上町に入り「おらが川公園キャンプ場」で大雨の降り続くなか車中泊することになった。ちかくには美肌の湯「りんどう」があるので入浴する、料金も安くお肌がツルツルになる温泉で施設は古くなっているものの非常に良かった。

おらが川公園キャンプ場で大雨の中で車中泊

 翌日、雨は上がったもののまた増水する、本流域の釣りは無理なので支流に入ってみるもののサイズの小さな渓魚が多くリリースして早々に終了することになった。

増水する川で釣ってみるものの小さな魚ばかり

■宮城県を経由して秋田県に入る

 さて次は秋田県の役内川に向かいたい、しかしせっかく最上町まで来ているので宮城県を経由して秋田県に向かうことにした。そして途中の鬼首(おにこうべ)温泉でキャンプすることにした、ここには人気の高い吹上高原キャンプ場があるので行ってみることにした。こちらも施設は古くなってきているものの気持ちの良いキャンプ場で、敷地内にある鬼首温泉も気持ちよく入ることができた。

吹上高原センターハウス・レストラン裏のオートサイト(電源付き)

 近くには江合川(荒雄川)も流れているので釣りをすれば良かったと思っている、今回はスルーしたが次回は釣りも楽しんで見たいと思っている。そして早朝、鬼首道路を走り秋田県の役内川に向かう。役内川の釣りは不調に終わったが、昨年一番おいしかったそば処「郷」で昼食することにする。

そば処「郷」の定食と山菜の天ぷら

■秋田県から岩手県に

 役内川の釣りは不発に終わる、今年はなかなか雪代が収まらないようで難しい。それでもそば処「郷」で美味しいそばを食べ秋田県を後にして岩手県の雫石に向かった。初めての雫石でのキャンプと釣り、道の駅「雫石あねっこ」には温泉やキャンプ場やそば処もあり言うことがない。しかもキャンプサイトの横には竜川が流れていて釣りも可能である。しかしここでも釣りは不発、初めての川の難しさを思い知ることになった。

良さそうな渓流なのだが不調であった

 それでも温泉とキャンプを楽しみ、そばも食べることができた。そして東北の釣りの最後は青森県の奥入瀬川のサクラマスである、難しいことは分かっているが今年もチャレンジする。

道の駅雫石あねっこのオートキャンプサイト

■青森県に入りサクラマスを狙う

 奥入瀬川のサクラマスは6月1日に解禁する、もう数日は過ぎてしまっているのでそう簡単には釣れないだろう。それでも東北の最後の川になるしフェリーは青森市から北海道に渡ることになる。案の定、サクラマスそう簡単には釣れないが奥入瀬川の釣りも楽しむことができた、その後はポニー温泉で宿泊して名物「バラ焼き」を食べてゆっくり休み北海道へ向けて進むことにする。

ご当地グルメ「十和田バラ焼き」

 フェリーは青森港から函館港に入る津軽海峡フェリーを使い北海道に向かう、強風だがフェリーはあまり揺れずに進んで行く。途中で鳥山がたくさん見えるのでじっくり見ていると、なんと右舷に泳ぐマグロやイルカを見ることができた。そのため約4時間弱の船旅であったが飽きずに楽しむことができた、そしていよいよ北海道に上陸する。

津軽海峡フェリー「ブルードルフィン」で北海道に向かう

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