釣り旅北海道も年を重ねるにつれ、自身の年齢も積み重なっていくので安心・安全を基本に計画及び準備を行うようになってきた。しかし実態は現場で危険の回避行動が出来ていたとは思っていない、現場はさまざまな危険が潜んでおりひとつひとつ対策していきたい。とくに現地での怪我対策は大切で一つ間違うと命にも係る、その対策の一つとしてトレッキングポールの使用を考えた。
■トレッキングポールで安全対策
次第に平衡感覚や体力が無くなってきたのを実感している、とくに溪にエントリーする際の下りや渡渉するときにコケそうになってしまうことが増えてきた。河川では岩場が多く転倒すると骨折や頭をぶつけるリスクが高い。
釣り番組でも高齢の釣り師がトレッキングポールを手にしてる場面を見たことがあり、これは使えるのではないかと思うようになってきた。河川の岩場を歩くと苔などで滑りやすい場所が多い、実際に滑って手をつく場面も多く発生している。また急な下りや登りでも手を添えるものがない場合でもバランスがとりやすくなる。
トレッキングポールにはIグリップとTグリップの2種類がある、登山でよく見るトレッキングポールはI型で、両手で2本のポールを持って推進力とバランスをとっている。しかし片手に竿を持ちながらの釣りでは両手は使えない、ならば片手でも力が伝わりやすいTグリップのほうが良い。Tグリップは少しスッテキ(杖)のようになるが、実際に使うことを考えると渡渉のときにも使い易そうである。
■購入したトレッキングポール
トレッキングポールをネットで検索すると、たくさんあって選びきれないがTグリップで検索すると絞られてきた。また専用のウォーターポールもあるようであるがTグリップは見当たらない、Tグリップではキャプテンスタッグ製の安価なポールがヒットしたので購入することにした。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) トレッキングポール Tグリップ (4段)オリーブ
使用サイズ:長さ100~120cm(無段階調節)、収納サイズ:140×35×550mm、重量:約340g
購入価格はアマゾンで1,345円と非常に安価だが丈夫そうに見える、またアルミ製なので少し重たいが釣り場で使うのには重いほうが使いやすいかもしれない。
■まとめ
釣りでの基本的な安全対策としてライフジャケットは必ず着用するようにしている、もちろん夏場は暑くて仕方がないが安全の為なので着用している。コケて流されても浮いてはいられるが、そもそも「転ばぬ先の杖」のトレッキングポールで転ぶことの無いように備えたい。