昨年は恐山を参拝して大間港から函館向けた津軽海峡フェリーで函館港ターミナルに上陸した、しかし今年は青森港から函館港を結ぶフェリーで北海道に向かった。昨日からの強風で海は荒れていたが津軽海峡フェリー(ブルードルフィン)は大きな揺れも無く航行する、今回の座席はランクアップして船首前方の海の見えるビューシートを指定した。そして荒れた海には鳥山がたくさん見えていて、大間のマグロが見られるかも知れないと思いドキドキして見ることになった。
■津軽海峡フェリー
初めてのフェリーターミナルは駐車場所や乗船方法が分からず迷ってしまいそうになる、それでも行って見ると分かりやすく表示しているので何とかなる。割引プランは「海割ドライブプラス」のビューシート2名とキャンピングカーで青森港~函館港(10:15発 13:55着)18,700円であった。

ビューシートはリクライニングする指定席で前方は船首が見える快適なシートになっている、

■津軽海峡の海
昨日から青森は奥入瀬川の釣りも諦めるほどの強風に見舞われていた、そのため津軽海峡は大荒れになっていたが船が傾くほどの揺れは無い。ビューシートから見る海には海鳥がたくさん見えている、そして大間崎を越えるころには鳥山らしきもの見えるようになってきた。

■大間のマグロ
大きな鳥山を見ていると何やらベイトに群がる海鳥とともに大きな魚影らしきものも見える、そして明らかにマグロの背びれが見えた。それだけではなく大きなマグロが船首でひるがえし、右舷沿の引き波乗ってその巨体を現したのだ。残念ながら写真も動画もとることはできなかったが、思わず声も出てしまうような瞬間であった。その後はマグロを見ることは無かったが、イルカの群れを見ることができた。

海が荒れて漁船も見ることない津軽海峡でマグロを見ることが出来たのはラッキーだったと思っている、そう思っている間にも津軽海峡を渡り函館港が見えてきた。
■北海道に上陸
このフェリー便だと函館に上陸してからその日のうちに洞爺湖のキャンプ場に到着することができる、洞爺湖では大物釣りもできるので楽しみだが難しいことも分かっている。それでも一度キャンピングカーのトイレのダンプ処理も必要なので、汚水処理が可能なキャンプ場に入りたかったのである。

■まとめ
約10日間をかけて三重から青森まで北上し、移動とキャンプや車中泊をしながら釣りを楽しんだ。そして津軽海峡フェリーではマグロやイルカも見ることができた、これからは北の大地北海道で簡単ではない大型トラウトを狙うことになる。
