新潟県五十嵐川のサーモンフィッシングの帰りは、約600kmを走るので途中の富山県で宿泊して帰ることにした。五十嵐川から旅館のあるヒスイ海岸までは約180km程度の距離であるものの、早朝から時折り強く雨が降る中で川に入って釣って疲れた体にはやさしくない。それでも美味しい夕食とお風呂、暖かい布団で寝れば体力も戻るであろう。
■五十嵐川(新潟県三条市)
寒波が到来して急激に寒くなった、しかも次々と雨雲が通過して体温を奪っていく。午後からは釣り場のポイントを探しに最下流域(昭栄大橋)まで下がってみた、なかなか良さそうな場所であるがサケがいなければどうしようもない。強い雨も降ってきて厳しい中、サケが掛かったと思ったが44cmのニジマスが掛かってきた。上流で放流しているので釣れないわけではないが、上流のキャッチ&リリース区間でのみ釣ることができるので素早くリリースすることになる。
時間も午後2時を過ぎたのでこの辺で納竿し管理棟へ向かう、サケの釣果は厳しい状況だが1尾釣れたので良しとしよう。ここ五十嵐川から旅館は約2時間は掛かる、北陸道の高速がほとんどなのだが時折り雲が切れて夕日が眩しくて走りにくい。
■ヒスイ海岸と料理旅館「有磯」
寒波の到来で日本海は大荒れ、明日は天気は回復するものの海は影響が残るであろう。旅館「有磯」に到着すると案の定、裏の海は大荒れでウネリがありとても釣りができる状態ではなさそうである。旅館でお風呂に入って美味しい海の幸を食べる、部屋の外はすぐにヒスイ海岸なので波の音がすごい。そして朝になって風は落ち着いたものの海のウネリはありショアジギングは諦めることにした。
朝食も食べてウネリも少なくなってきたので翡翠拾いの人たちも海岸に集まり始めた、また釣りをしている人も出始めた。しかし釣れそうな雰囲気も無さそうなので無理をせず帰ることにする。今日はまだ400km以上走る必要がある。
■東海北陸道の紅葉
往きは長野経由で新潟に向かったが帰りは東海北陸道で帰ることになる、北陸道は北アルプスの眺望が素晴らしい。
また白山付近では紅葉が見どころになっていた。長いトンネルが続くので退屈になるがトンネルを抜けると紅葉が見ることができる。
長かった東海北陸道を降りると名神を経由して三重に入る、東名阪・伊勢道を走り伊勢に戻ることになる。
■まとめ
新潟県のサーモンフィッシングは三面川・荒川・五十嵐川と続いた、三重からは非常に遠いので大変である。またサケの遡上は少なく釣れないことも想定されたがなんとか2人で5匹を釣ることができた。そして日本海の海の幸も食べ紅葉を見ながらのドライブはこの時期ならではの楽しみになっている。