キャンピングカー「コルドバクルーズ」の収納をDIYや追加したボックスなど徹底紹介します。ハイエースバンコンの「コルドバクルーズ」はキャブコンに比べて高さが無いので収納は格段に少なくなってしまう。しかしトイファクトリーの上品質な内装を損なうことなく収納力を確保するためには工夫が必要だった。徹底紹介その①ではエントランスからダイネット周りを紹介します。
■キャブコンの収納力は高い |
以前のキャブコンでは頭上に奥行きのある収納ボックスが8個あった、更にバンクバッドがあるので2人旅ではバンクベッドをすべて物置に使うことが出来た。もちろん遊び道具(釣り・キャンプ道具)等は後部の常設ベッド下に置いていた。
しかしバンクベッドの無いハイエースバンコンでは頭上にフリーになる物置は無い、さらに頭上の収納ボックスは3個、そのうち奥行きのある収納ボックス1個のみになる。またエアコンを付けるとその収納ボックスがエアコンの室内機に占領されてしまう。
■バンコン「コルドバクルーズ」の収納力 |
後部ベッド下の収納力は非常に高い、またダイネットエリアは広いので活用方法を工夫する必要がある。ただ、収納ボックスが少ないので収納力には限界がある。なので積み込みする物についてもコンパクト化する必要があるがコンパクトなツールを揃えるのはそれで楽しいかもしれない。
■エントランス付近 |
後部のスライドドアを開けるとすぐに、清水タンクと汚水タンクの収納がある。ここには収納力がないのでゴミ箱用のゴミ袋をクション代わりに敷いている。
また、ゴミも収納場所が必要なのでデッドスペースになるサイドテーブル下に40Lのゴミ箱を設置している。
【靴の収納】
コルドバクルーズには靴箱は無い、特に対面式ダイネットを展開すると足元の収納ボックスは狭くなり靴を入れるのにも工夫が必要になる。
そのためプラダンでボックスに合わせて長方形の靴置きを自作して何とか一足分の靴を入れるスペース確保した。また運転席側の足元ボックスについてはTV用と電気関係等の追加配線を収納している。
運転席と助手席の間にあるスペースには使用中の飲料水用のペットボトル(2㍑)1本が置けるようなスペースがあり重宝している。
■ダイネットエリアの収納 |
【頭上の収納ボックス2個】
収納ボックスは2個、シート上の奥行きの少ないボックスと冷蔵庫上の奥行きのある収納ボックスがある。またクラズマクラスター設置場所が空いているので若干のツール置場にしている。
シート上の奥行きの少ないボックスには調味料やお茶・コーヒー、小さな救急箱と予備電池などを入れている。
また冷蔵庫上の奥行きのある収納ボックスには電気ケトル(900W)小鍋やミニフライパン、ラップやホイルを入れている。この収納ボックスだけでは食器を入れることが出来ないので小さめの食器用のスツールを置いている。
【食器用スツール】
このスツールは後部ベッドへの足場としても使えるので重宝している。ただトイレの扉が開かなくなるので、その時にはずらす必要がある。
【飲料水用のペットボトル収納】
そして予備の飲料水用のペットボトル(2㍑)3本はシート下のデッドスペースを活用した、ここはFFヒータのダクトが通っているので、ペットボトルが動かないようにベルトで固定する必要がある。また万が一のことも考え100均でブックエンドを購入してダクトとの壁として取り付けた。
【シート周りの収納】
シート周りにはシート横の窓側に書類や本などを入れて置ける収納がある、ここにはコルドバクルーズの取扱い説明書や地図、またブルーレイ機器やディスクもここに入れてある。
またシートの後ろ側には若干のスペースがあるので、パックご飯やカップヌードルなど非常用の食料をバッグに入れて置いてある。1週間程度の食料品なら置いておくことが可能である。
■エントランスからダイネット収納のまとめ |
出来るだけ見えない場所のデッドスペースに工夫して収納場所を作ればかなりの収納力が確保できる。しかし2人以上で長旅をするためにはもっと工夫する必要があると思う、ダイネットは旅で寛ぐスペースなので快適な空間にしておきたいと思っている。また1人旅では後部ベッド下の収納キャビネットもあまり使わずに済んでいるが、今後は活用方法の検討が必要になると思っている。
収納の徹底紹介その➁では後部ベッド下の収納やトイレルーム内の収納などを紹介します。