ハイエース「コルドバクルーズ」を選んだポイント その1(ダイネット)

ハイエースキャンピングカー トイファクトリー「コルドバクルーズ」に乗り換えたポイントは広々としたダイネットにある。初めて名古屋キャンピングカーショーでキャブコンと比較していたのが「コルドバクルーズ」、当時はキャンピングカーと言えば広いキャビンを持つキャブコンを連想していたので、ハイエースにもこんなに広いダイネットが展開できるんだぁ~と思ったがキャブコンをチョイスした。しかし釣り旅で使用する私仕様にはマッチングしていなかったことから、ハイエースバンコンに乗り換えた。トイファクトリー「コルドバクルーズ」の選定ポイントは・・・

■選定ポイント:広いダイネットルーム

「コルドバクルーズ」はカセットトイレを設置したマルチルームがある、しかも後部は2人が寝られる常設ベッドがあり全長5.4mであっても通常であれば対面式ダイネットの設置は難しいと思われる。しかし運転席を活用することで広々とした空間のダイネットを実現している。

ダイネット(対面に展開)

ただし、この運転席を活用した方式では走行時は後部座席の2名しか座ることが出来ないことになる、しかし2人旅仕様(ときおりゲスト数名)で考えると合理的である。常設ベッドで睡眠をとりながら簡単に展開できる運転席の対面ソファの座席(最初は回転式だと思った)は夜間や食事時に寛ぐ空間として最適である。

■ワンちゃんマットについて

最新の「コルドバクルーズ」には標準装備で装着される「ワンちゃんマット」、運転席と助手席の間は通常のコンソールボックスではなく長方形のマットがセットされている。本来、ここは一緒に旅をするワンちゃんが座るためのオプションになる。

ワンちゃんマット

外したコンソールボックスは納車時に渡されるので「ワンちゃんマット」が気に入らない場合は、自分で取り換えることも出来る。しかし、ワンちゃんが居なくともこの長方形のマットは全体で78cmもあり、ダイネットをベッド展開したときに「ワンちゃんマット」に足を延ばせば2m以上の長さを確保できる。身長180cmの息子でも楽々寝ることが出来てしまう。本来、就寝2名+子供2名になっているが、「ワンちゃんマット」を使えば就寝3名+子供1名にすることが出来そうだ。

■運転席からダイネットへ簡単にスルー移動ができる

通常コンソールボックスがある場合や対面リビング式への移動は運転席ドアからいったん外に出てサイドドア側に回って移動することになるのだが「ワンちゃんマット」の上を通ることで簡単に車内移動できる。これは駐車場の狭い我が家には必須で、運転席側のスペースを少なくすることで車庫入れを楽にすることが出来る。※運転席側のドアはガレージにぶつかり開けることが出来ない。

ガレージ側の運転席は狭くて開けられない

ただ、この「ワンちゃんマット」平らな場所に置いているのではないので人が端にのると傾いてしまう、マジックテープで押さえているだけなのでのる場所によってはマジックテープが剥がれ傾く・・・そこで、単純に余っている木材(10×40cm)を下に置いてみたところ安定させることが出来た。

■ダイネットルームの収納

「コルドバクルーズ」のエッセンス「幸せな食事の時間を過ごせるダイネット」として十分に使えるだろう、しかしながらマルチルーム(カセットトイレ付)がある分だけ収納が限られてしまう。ダイネットには食器や調理具などかさ張るものも多いので収納にもアイデアが必要と思われる。今回はクールコンポシステム(エアコン)は設置しなかったことで多少収納は可能になっている。

エアコン設置場所(室内機)にある収納ボックス

「コルドバクルーズ」エアコンの室外機は車体の下にあり釣り場での悪路走行の際に破損させる可能性がある、高額であることもあり見送ったがこの猛暑のなか作業には耐えられない。なので「コルドバクルーズ」の快適化も早朝かエンジンを掛けながらでないと進まない。

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