ハイエース キャンピングカー「コルドバクルーズ」にはエンゲル冷蔵庫(40L)が標準で装備される。この冷蔵庫は上蓋式なので開け閉めしても冷気が逃げにくく効率よく冷すことが出来る。今までは冷凍室もある横開きで庫内には仕切りがあり冷凍品など置場所に悩むことは無かったが、これからは少し考えないといけない。
■エンゲル40L冷蔵庫(上蓋式)
庫内は広いが仕切りは無く、上部にカゴが乗せれるようになっている、そのまま上から押し込むと下部の物は冷凍されてしまいそうである。また、少し上はシャーベット状になってしまいそうだ。なお、庫内の温度調節は1~4段階の目盛り付きの調整スイッチがある。このスイッチでどの程度調整できるか少し検証を行ってみた。
■どの程度冷えるか?
ペットボトルに水を入れて置き場所を変えて検証してみると
置き場所 A:底 B:一段上(100均のラック) C:組み立て式保冷ボックス内
B:100均ラック
C:組み立て式保冷ボックス
1日目:目盛り「3」 前日17:30~ 翌日8:00
結果 A:表面は凍っている B:かなり冷えている C:かなり冷えている
2日目:目盛り「3」 ~ 翌日8:00
結果 A:凍っている B:少し凍っている C:ちょっと凍っている
3日目:~翌日8:00 目盛り「2」に変更する(このままではすべて凍りそうなので)
結果 A:ガチに凍っている B:凍っている C:凍っている
やっぱり凍り始めると、すべて凍ってしまった(写真では分かり難いね)
4日目:目盛り「1」に変更する
結果 A:半分以上は溶けた B:ちょっと氷が残った C:ガチに冷えているだけ
やはり目盛り「1」では底でも凍らなくて溶けてくる
5日目:目盛り「1.5」
結果 A:半分以上は溶けた B:ちょっと氷が残った C:ガチに冷えている
目盛り「1.5」これでは結果は変わらなかった
■検証をまとめると
凍らせるためには、目盛り「3」以上で24時間程度入れて置く必要がある。しかし、凍っているものを溶かさずにおいておくためには目盛り「2」であれば十分であることが分かった。普段はキャンピングカーの冷蔵庫で氷を作ることは無いので目盛りを「2」で使えばよいと思う。ただし、ペットボトルだけの検証なので、たくさんの食材や飲み物をいれるとどうなるか?これから釣り旅にでて調整することになるが、概ねの目安にはなったと思う。
キャンピングカーのバッテリー消費はエアコンを稼働させなければ夜間の冷蔵庫が一番多い、また100Vのコンセントを使うためには1500Wインバーターを起動させる必要がある、しかし起動させると電源を入れるだけで電気を消耗するので気を付けたい・・・キャンピングカーではどうしても電気の消費が気になってしまう。
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