悩みが多いキャンピングカーのテレビ、ポータブルテレビを購入してみたものの改善点が多そうである。キャンプではテレビなんか見ないという人も多いと思うが、長期の釣り旅では情報収集や娯楽としてのテレビは必要だと思っている。もちろん釣り旅では受信エリア外の車中泊ではテレビは見ることが出来ない、1~2晩は我慢できるが連続すると寂しいものである。
■ポータブルテレビ購入の理由
せっかくテレビを設置したのでナビのテレビに影響なく見れるようにしたい。しかし一般的なテレビのチューナーは初期設定すると受信エリアはそのままになることが多い。場所を移動するとその都度受信エリアの設定変更が必要になる、車載用チューナーを別購入すれば良いがハードルが高い。
しかしポータブルテレビは移動することが前提なので、設定が簡単になっている。今回購入したポータブルテレビも自動ではないものの、「設定」ボタン⇒「チャンネルサーチ」の2アクションでサーチが始まる。受信可能な地域であれば視聴できる、できれば「放送サービス高度化推進協会(A-PAB)」のサイトで放送エリアのめやすを確認すると良い。
■受信感度が悪い
我が家はA-PABで確認すると完全に受信エリアになっている、しかし残念ながら放送塔の方角にホテルが立っていて電波を遮断している。それでもブースターを取り付けなんとか視聴していたものの今は光ケーブルを使って安定した状態で視聴している。
自宅の駐車場では光ケーブルでという訳にはいかないので、室内アンテナ(ホイップ式)を取り付けていたが見れないチャンネルもある。しかしそれでもカーナビのテレビならすべて視聴できている、なので室内アンテナの感度が良くないと判断した。
■TVアンテナの検討
今までもブースター付きのアンテナを設置していたが、あまり良くないのは受信感度が悪いからだろう。カーナビの映像をAVケーブルでテレビに入れていたので、テレビは見ることが出来ていた。
しかしカーナビの電源をサブバッテリーに切り替え、さらにテレビの電源をインバーターを使ってACを確保しなければならない。チャンネルの変更はカーナビの画面で行わなければならないので面倒であった。
今まで使っていたホイップ型のアンテナをガレージ内で使っているの室内アンテナ(ペーパー薄型)に付け替えてみるとかなり古いにも関わらず感度が良い。そこでペーパー型の平面アンテナを検討するがペナペナの薄型では設置しにくいので、屋外でも対応できるしかっりしたものを選んだ。
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付属品には取扱説明書が添付されていた、テレビに接続するだけだが設置場所によっては受信が悪くなので気を付けたい。
■ポータブルテレビの設置
アンテナはダッシュボードに設置、車内配線してポータブルテレビに接続する。ブースターの電源はポータブルテレビのUSBに接続、ポータブルテレビの電源はキャンピングカーのサブバッテリーからシガープラグで繋いだ。つねに満充電になるが待機電力は1W程度なのでサブバッテリーの低下は心配ない、万が一の場合はポータブルテレビ内蔵バッテリーで2時間程度は視聴できる。
結果、比較的電波の弱い我が家でもしっかり映っている、しばらくはこのポータブルテレビとアンテナで視聴しようと思っている。一般的なテレビより画質は落ちるかもしれないが、これで問題無ければ高価なメーカー品のポータブルテレビの購入を検討すればよい。
■受信しないときは
キャンピングカーでは移動するので電波を受信できない場所で車中泊する場合も多い。受信できなければテレビは映らない、カーナビのテレビも同じである。そんな時は諦めてブルーレイなどでビデオ鑑賞するしかない、スマホは使えることが多いがあとは美味しいお酒でも飲んで早く寝るのが一番である。