富山県のヒスイ海岸のサーフフィッシングでフクラギとシーバスを釣る

富山県民に愛されるブリの幼魚「フクラギ」、こちらではイナダと呼ばれている。どうやら早朝は群れが回ってきて仕事前の地元民がたくさん釣りに来ている。しかしそうとは知らず先ずはフラットフィシュ狙いから釣り始めることになった・・・

早朝のヒスイ海岸

■先ずはワームでフラット狙い

 ヒスイ海岸は青物も釣れるがフラットフィッシュも狙える、ヒラメは初夏に大物を掛けているが磯場で上げられず移動しているうちに重みで徐々に針が外れるという失態をおかしている。なので何とか釣りたいと思っている、ワームは使い古して塗装の禿げたコアマン擬きから開始。当たりがないのでBlueBlueのジョルティ(アカキン)に変更するとピックアップ寸前で激しい当たりが・・・!!

 これはデカい!!少し締めてあったドラグを引き出していく、待望のフラットフィッシュの引きでは無いがとにかく重い。なかなか寄ってこないが徐々にコントロールできるようになってきた、結構波があるので波に合わせて寄せてくる。そして魚体が見えた「シーバス」だ、80cmは超えていなのでランカーではないがなかなかのサイズである。メジャーで測ると75cmある個人的にサーフでは65cmマゴチが最大であったが、明らかにサーフでの最大を更新した。

良型シーバス

■周りは青物狙いでヒット連発

 さて余裕ができたので周りを見渡すと、青物を次々ヒットさせているではないか。鳥山も近くまで寄ってきている、これは青物にチャレンジしないわけにはいかない。ルアーをメタルジグ(DUOドラッグメタルキャストスリム リアル金ナゴ)40gに変更し遠投してワンピッチジャークで攻める。

 すると瞬く間にヒット、40cmくらいのフクラギ(イナダ)が掛かってくる。小さいもののよく引くので非常に楽しい、食べても美味しいのでなおさらだ。しかも次々にヒットするので感覚的には入れ掛りの爆釣モードである、3匹釣り上げたところで釣りすぎ注意で・・・後始末が大変になることを思い出した。しかし楽しいのでもう1匹を追加したところで終了する。ちゃんと処理して捌けば美味しいが疲れて帰ってからのひと仕事になる、今後はキャッチ&リリースを徹底する必要がありそうだ。

フクラギ(イナダ)

 その後は旅館で朝食を食べて、小川サーモンフィッシングに向かうことになる。

■まとめ

 早朝から釣れたので気分もよくサーモンフィッシングに向かうことができる、それにしてもヒスイ海岸のポテンシャルは高い。回遊にもよるのだろうがジグでこれだけ掛かるのは初めてである、サーモンは遡上が少ない時期なので難しい釣りになることは分かっている。深みのある良い場所に入れないと釣れないであろう、また釣り場が狭いので場所の確保も課題になる。ただ朝から楽しく釣ることができたので、サーモンは釣れなくても十分である。

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