十勝の天空の湖「然別湖」でネイティブのミヤベイワナを釣る

  道北から湧別でゴルフを楽しみ一気に十勝まで戻ってきた、そして楽しみにしていた然別湖のボーフィッシングにチャレンジする。この然別湖は標高が810mもあり北海道の湖では最も標高が高く、周囲は13.8kmで最大深度は108mもある。そしてこの然別湖では陸封されることで固有種となったオショロコマの亜種であるミヤベイワナが釣れる。また放流され自然繁殖したニジマス、サクラマスなども釣ることができる。ここではボートを借りて釣ることになるので、あまりボートの釣りをしない私には常に新鮮で楽しい釣りになる。

■然別湖のフィッシングルール

 1日50名限定の特別解禁で2025年度は下記のスケジュールで実施される、遊漁料を払いレンタルボートを利用して釣ることになる。また予約は天候を見ながら前日に電話で予約することができるので安心である。

ボート乗り場前

・ファーストステージ 5月28日(水)~6月29日(日)33日間
・セカンドステージ 9月19日(金)~10月5日(日)17日間
・遊漁時間 7:00~15:00
・遊漁料:4,190円
・レンタルボート:2,500円(一隻)※ライフジャケット必須(レンタルあり)

 受付はインターネットで予約できるし、前日予約(電話)でも可能である。釣り方はルアー・フライのバーブレスフック(1本)、ミヤベイワナは素早くリリースすること。
詳細は然別湖グレートフィッシング公式HP

当日受付した遊漁券(報告書を兼ねる)

■ボートフィッシング

 ボートに乗って釣りをすることは少ないが、何かあっても管理体制が整っているので安全に釣ることができる。もちろん自己責任でしっかり安全確保する必要がある、ルールを守って安全に釣ることが前提である。それでもオールを漕いで水面にでると気持ちが良い、しかもネイティブのミヤベイワナを釣ることができるのである。カヌーにも乗りたいが機会が少ないので購入までには至らない、年に数回然別湖に来られるだけでも十分である。

妻のトローリングにミヤベイワナが掛かった

 釣り方はボートを浮かべてルアーを投げてカウントダウンして、巻いてくるだけなのだがそうそう簡単には釣れてこない。まず釣れる方法としてはルアーを流してトローリングするのが一番だと思っている、しかし常に漕ぎ続ける必要があるので2人で乗船する場合は釣り手だけが釣れることになる。そうなると妻はボートを上手く漕げないのでトローリングだけでは私が永遠に漕いでいることになってしまう。そこで妻は釣り手ではなく「持ち手」になってもらい、交代で釣り上げることにする。

水温はおおむね13℃台で推移していた

■1万年のネイティブミヤベイワナ

 漕ぎだして間もなくルアーの準備をして釣り始めると、トローリングをするまでもなく妻のルアーに大きなミヤベイワナが掛かった。あまりに大きかったので驚いたが40cm近くのミヤベイワナであった、ボート上で写真を撮るわけずにいかず上手く写れないのは仕方がない。

ミヤベイワナ

 そこからは湖の中央に向けてトローリングする、中央からはボートを流して2人でルアーを投げるがなかなか釣れてこない。やはりトローリングの方が確率が良い、それでも音更湾(湖の一番奥)までは漕いで行って岸からも釣ってみる。

少し小さなミヤベイワナ

 いろいろ釣ってみたがもう一度中央に戻りトローリングすることに、しかし場所によってはコンスタントに釣れるポイントもありそうである。結局中央付近で7gのスプーンを早巻きで釣ると当たりが多いので、トローリングせずに釣ることにした。ただあまりやらないルアーの釣りなのでやたらバラシが多い、バーブレスにしていることもあるが下手なのであろう。結局8匹ずつ釣り上げることができたがその倍以上バラしていたような気がする。

ルアーを外したら素早くリリース

■まとめ

 然別湖では釣れる棚やポイントが分かればミヤベイワナは釣れると思う、年に数回の釣行なのでカヌーでという訳にはいかないが楽しいボートフィッシングができる。今年の9月の釣り旅は知床に行きたいので日程上難しい、それでもまた来年美しい然別湖に来たいという気持ちは高まっている。

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