昨年に続き手取川にチャレンジする、折角なので近くの庄川(富山)からスタートして手取川に向かうプランでスタートする。今年の北陸方面のサーモンの遡上は厳しい状況にある。もちろん釣れないことは無いのだが限られたポイントに入れなければ非常に厳しい状況の釣りになる。
■庄川(富山県) 庄川サケ増殖調査
初めてチャレンジする庄川はまったく分からないところからスタートした、予約はフッシュパスから出来るのでありがたい。申込はフィッシュパスのアプリで完了できるので、郵送やFAXまたはメールなどは使用せずアプリで完了する。
<受付>
フィッシュパスで予約しているので簡単である、受付は名前を呼ばれるので身分証明書を見せるだけである。本人確認がすむと腕章をもらって終了なのでスムーズである。しかし順番に受付するので済んだ順に釣り場に向かう。なかなか名前が呼ばれないまま最後のほうでやっと受付が終了したものの良さそうなポイントには先客万来である。

<釣り場>
今回は上流の①区域で申し込んだ、遡上が少ない場合は下流の②区域がより良いと思われる。しかし釣り場の広い①区域を選んだ、初めての場所なので広いほうの区間を選んだ。
釣れそうなポイントに入れずすぐ横のストラクチャーがあるポイントへ、投げる場所は限定される。手前のポイントも良いがもう少し水量が無いと釣れないであろう。しかし良い場所に投げようとすると根掛り必須で釣りにならない。他のポイントも釣れていない、それでも良さそうにポイントに入れた人にはサケがヒットする。ちょっとした場の違いでも釣れるものは釣れるのだ。

今回はウグイのみの釣果終わってしまったが、庄川は水も綺麗で気持ちが良い。もう少し深みなどがあると釣れるポイントも増えると思ううが自然なので仕方がない。
■手取川 手取川サーモンフィッシング
昨年は良い思いをした手取川であったがこちらも遡上は厳しいようだ、とくに大雨の影響で昨年とは大きく流れが変わっていた。復活してきたテトラも埋まってしまっている、また下流部の流れも大きく変わってしまっていてポイントは分からない。
<受付>
受付は昨年と変わっていない、前日の調査終了後(15:30以降)に受付ハウスで名簿に記入し当選通知を箱に投入しておく。翌日の6:15頃から説明があり、当選通知投函順に受付を行う。その後はそれぞれ釣り場に向かい開始時間(7:00)を待つ。

<釣り場>
昨日の釣果を見ると右岸で1尾のみ釣果で非常に厳しい状況である、昨年はテトラが復活したポイントもあったがまたまた水没している。それでも流れはあるので釣れそうなのだが魚っ気が全くない、釣れそうにないのでルアーマンが釣れているポイントに移動するもののポイントに届かないのかウグイの当たりばかりであった。

2日目は初日にルアーで釣れていた場所に陣取った、サケらしい波紋が対岸付近で見えるものの延べ竿では全く届くような場所ではない。そして大型のウグイが数匹釣れた、餌ばかり取られるのはウグイによるものだろう。これではポイント付近にサケがいないかもしれない、早めのお昼にして違う場所に移動することにした。全体的にサケが釣れていないのでサケの遡上も少ないと思われる。いよいよ3日連続のボウズの覚悟が必要になってきた、上流域のポイントもルアーの釣り人たちが釣っているからだ。

<釣果>
食事後は上流域に向かうがやはりポイントは空いていない、最上流域も行ってみたが水の流れもなく濁っているので絶望的である。そしてそのまま下流に下ってくると瀬が出来ていて若干であるが良さそうなポイントに流せそうである。そしてよく見るとサケが少しだけ頭を水面に出した、サケのいる場所に仕掛けも流せそうなのでしつこく流していく・・・そしてついにサケ独特の当たりと重量感が竿に伝わった!!

サケをネットに入れてホッと一息、3日間で唯一のサケの当たりであった。時間はまだまだ余裕があったが帰りも長距離ドライブになる。早めに切り上げてサケを捌いて、早めに帰宅することにした。なお捌きサービスは釣り人の要望が多いので、近くの割烹料理(五展)にお願いして500円/1尾で捌いてもらえる。家に持って帰ってから大きなサケを捌くのは、疲れて帰ったうえに一苦労なので大変助かるのだ。
■まとめ
今回の釣り旅は非常に厳しい状況であったが釣れたのはラッキーだった、北海道の千歳川ではすごいサケの遡上があると報道されている。各河川のサケは増殖事業で放流している、サケは非常に帰巣本能が高いので放流された場所に帰ってくる。しかし今のところ本州の各河川の遡上は厳しい状況が続いているようである。
