今年も鮭有効利用調査に当選してサケ釣りが楽しめることになった

 今年も鮭有効利用調査の申し込みをしていた、そして昨年と同様にすべて当選の通知が届いた。釣行はすべて平日なので当選確率は高いと思っている、また釣行日を釣り難しい初期の日程に設定することでさらに当選確率を上げている。結果、申し込んだ日程はすべて当選することになった、しかし温暖化の影響でサケは釣れない確率がかなり高い。そしてそこは承知で申し込む必要がある、それでも北信越の海鮮を食べる旅をかねて釣行することで十分楽しめるので問題無い。

■鮭有効利用調査に申し込む

 コロナ禍から減少してきた釣獲調査河川は近年の温暖化の影響でサケの遡上数が激減したことで、中止や取り止めなどで釣行できる河川も減少している。しかもあくまで鮭有効利用調査の調査員としての釣行になる、もちろん調査員数の制限もあるので人気のある河川は抽選に当選しなければならない。

 しかし定年退職になってからはいつでも行くことができる、そのため当選確率を上げるため平日を申し込むことになる。なお三面川や荒川の宿泊パックなどは調査員の募集も多く平日であれば満員になることはまずない。ただし10名程度の調査員しか募集しない河川では平日でも抽選になるので神経を使った申込みになる。そして釣り方は延べ竿による一本釣り、大型のサケとのやり取りは非常にエキサイティングな釣りになる。

北陸の新鮮な海鮮料理も食べる(2024.10)

■三面川鮭有効利用調査(新潟県)

 最も早くから調査が開始されるが少し早いので初期は釣れる確率は高くない、また例年申込しているのは平日なので申し込み通りの日程で釣行することができている。いままでは近くの荒川とセットで釣行していたが、今年は富山県の小川とセットで釣行することにした。ただ昨年から受付が抽選になり思ったようなポイントに入れなくなることも想定しなければならなくなった。三面川の調査区間は広くて良いもののサケの遡上が少ないとポイントも限られる、そんなときに受付順が遅いとまったく釣れないことも覚悟しなければならない。

残念ながらノーフィッシュに終わった三面川(2024.10)

釣獲期間:令和7年10月1~11月30日※申込み終了

鮭有効利用調査 | 三面川鮭産漁業協同組合

■小川サケ有効利用調査(富山県)

 北陸エリアで唯一調査を継続開催している河川になる、調査区間が短いので1日の調査員の定員も13名と少ない。またポイントも限られるので厳しい釣りになる、しかしポイントのローテーションもあったりするので遡上があれば釣れる確率も高い。また朝日町エリアで宿泊すると補助(2,000円)がある、ここでは新鮮な海鮮料理を食べることができるので必ず宿泊して食事も楽しむことにしている。

小川で釣れた雄のサケ(2024.10)

・小川(富山県) 釣獲期間:令和7年10月16~11月15日※申込み終了

朝日内水面漁業協同組合 | 〈富山県 朝日町〉小川サケ有効利用調査

■荒川鮭有効利用調査(宿泊パック)

 宿泊パックで申し込むと平日なら空きがある、またweb申込なのでタイムリーに申し込みが可能である。関川村の旅館で美味しい食事を食べることができる、もちろん温泉も良いので毎年楽しみにしている。荒川は約6.8kmの調査区間がある、それでもサケの遡上が少なくなってきているので良いポイントに入れなければ難しい。また予定では五十嵐川とセットにしたいと思っている、翌日からは五十嵐川上流にあるキャンプ場へ入りキャンプも楽しむつもりである。

荒川で釣れたサケ(雌)は回収される(2024.10)

釣獲期間(えちごせきかわ宿泊パック):令和7年10月17~11月7日※申込み(9/5~9/25)

宿泊した旅館の美味しい料理

釣獲期間(一般募集):令和7年11月8~12月14日※調査日で申し込み期間も変わる

荒川鮭有効利用調査委員会

■五十嵐川鮭有効利用調査

 昨年から新たに釣行するようになった五十嵐川(いからしかわ)、ここも調査区間は広いもののポイントは多くない。幸い募集定員は平日10名土日祝日15名と少ないのでのびのび釣ることができる、そしてサケのいるポイントに入ることができれば良い思いが出来ると思っている。また釣れなければ上流のキャッチ&リリース区間で良型のニジマスを狙うのも面白いかもしれない。宿泊する「CAPTAIN STAG®八木ヶ鼻オートキャンプ場」は安価で電源もあり、隣は温泉施設もあるのでキャンピングカーでゆっくりキャンプを楽しめる。

五十嵐川で釣れた雄のサケ(2024.11)

釣獲期間:令和7年11月1~12月7日※申込み終了

鮭釣りのご案内|五十嵐川漁業協同組合

■まとめ

 今年も狙いどおり鮭有効利用調査ができそうである、年々サケの遡上が少なくなり厳しい釣りにはなっているものの釣れないわけではないので楽しみにしている。本州の河川でサケが釣ることができるのは一昔前では夢の様であった。そしてこれからも継続していくことは大変なことであると思っている、各河川の漁協関係者の皆様には敬意と感謝をして釣行したいと思っている。

ホーム(定年退職からの黄金期の暮らし方)

cordoba curuse