2024年秋の釣り旅北海道に向けて釣り道具を準備する

  真夏の釣りは暑くて厳しいので休養している、しかし次の釣り旅北海道の遠征に向けて準備はしておきたい。春と秋の釣り旅では対象魚も少し変わる、また恒例の知床半島の釣行も行うつもりなので専用のルアーなども整理しておきたい。

■春と秋の違い

 春と秋の一番の違いはサーモンの遡上である、同じサーモン系でも春はサクラマスで秋はシロサケとカラフトマスになる。もちろん北海道の河川の釣りは禁止されている、ただニジマスなどはサーモンを嫌がるので付位置が変わってる場合も多い。北海道の釣りは遡上魚に影響されるので気を付けたい、ただ観光を兼ねた知床の海でサーモンを狙うのは楽しい釣りになる。

知床半島の空

 残念ながら北海道の河川でのサーモンフィッシングは忠類川は中止、浜益川は開催日が厳しく行うことができない。延べ竿でのサーモンフィッシングは出来ないので寂しいが、10月からは本州でもサーモンフィッシングが可能な河川があるので我慢しよう。

■知床半島のピンクサーモン(カラフトマス)

 ほんとうはお盆明けくらいが岸寄りのピークで、キラキラの鱒が釣れる。その後は産卵に向けて一気に魚体が変化する、今回は9月の中旬に向かう予定なので、岸寄りも終了しているかもしれないが仕方がない。釣り場所は知床半島の先端まで渡船で向かう、もちろん羆といっしょにカラフトマスを狙うことになる。

目の前まできた羆

 釣り方は大きくフライとルアーに分けられるが、ルアーではウキルアー(餌付き)とルアー単体と釣り人によって違いがある。ウキルアーは釣れる棚をゆっくりと流せるので有利である、それでも魚と釣れる棚さえわかればルアー単体でも釣れるので基本的にはルアー単体で釣ることが多い。また知床の海はゴロタ石で昆布も多く根掛も多い、単体ルアーで底を取っているとは消費しやすいので多めに準備する必要がある。なおルアーを目立たせるようにゾンカーフライを付けたり、紅イカを付けたりすることもある。

 ロッドとリールは普段サーフでジギングしているタックルを流用すれば十分である、フライもやってみたいが今さらなのでルアーで釣ることになる。また延べ竿でも釣りたいが状況による、知床の海は豊かで延べ竿の餌釣りではガヤ(メバル)がうるさくて釣りにならない。

■北海道の河川と湖

 基本的に河川での釣りは延べ竿を使うのでほぼ準備は整っている、なので必要な消耗品(ライン・オモリ・針)を買い足せばよい。しかし今まであまり釣らなかった湖でも釣ることが増えてきた、場所によっては急な駆け上がりを岸から延べ竿で狙うこともあったが効率が悪い。またボートで釣る然別湖などでは今まで使ってきたトラウト用のルアータックルを使っている。

ルアーの準備は完了

 然別湖では7~10g程度のスプーンを使うことが多い、またミノーも使うことが多いので準備をしておく。ただ然別湖のレギュレーションではシングルのバーブレスにする必要があるのでルアーについているフックはもどしを潰すか、シングルのバーブレスに取り換える必要がある。

然別湖の朝

■まとめ

 釣りのシーンを考えながらタックルを準備することは楽しい、面倒なこともあるが釣りに行けないときの暇つぶしにもなる。秋の釣り旅北海道は春に比べると多彩になる、その分準備も多くなるが暑い夏の日の営みに丁度良い。

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