翌日の知床半島のカラフトマス釣りに向けて長距離ドライブになる、それでも途中の各河川の釣りも忘れずにポイント確認していく。そして大好きな標津の温泉にも入りながら宿は「知床サライ」に泊まり、美味しい料理を食べて知床半島の釣りに備えることになる。
■帯広の河川
前日のPM8:30に到着した苫小牧東港(新日本海フェリー)から日高山脈を越えたところの清水町で仮眠する、ちょっとした公園だが綺麗なトイレもあるのでありがたい。出発はAM5:00なので睡眠時間は少ないが長距離フェリーでたっぷり睡眠をとっているので大丈夫である。それでも北海道最初の朝の外気温は13℃で、少し肌寒く感じるが気持ちが良い。
そして早朝からいつものポイントへ向かう、少し水量は多いものの釣りにならような濁りは無い。すぐにあたりもあり40cm前後のニジマスが釣れてきた、残念ながら50cmを超えるような大型は釣れなかったが今回の釣り旅のスタートとしては上々であろう。しかし羅臼までの道程を考え早々に切り上げて先を急いだ。
■釧路川のアメマス
羅臼に向かう道程のポイントになる弟子屈町へ、アメマスは遡上する魚なので釣れるかどうかは分からない。昔のように大物は少なくなったが、釣れるだろうと思っていた。しかしアメマスはお留守なようでウグイちゃんしか釣れず、しかも昼間は北海道らしくない暑さになり諦めた。アメマスは冷水を好むので、最近の温暖化で住処も変えてしまったのだろうか?この暑さでは人間の私たちでも耐えられない、朝晩との寒暖差が激しいので体調にも気を付けたい。
■標津(くすのき)の温泉
標津にある「くすのき温泉」はお湯は体がつるつるになる、また非常に熱いのでいつまでも体がポカポカと暖かい。お湯が良いのとサウナもあるので地元の人も多い、値段も少し上がったが500円なのでありがたい。この温泉は標津の忠類川サーモンフィッシングで滞在して訪れたころが懐かしい、忠類川サーモンフィッシングも4年連続中止になっている、自然が相手なので仕方がないが早く復活してもらいたい。
■羅臼の「知床サライ」に泊まる
知床半島のカラフトマス釣りは集合がAM3:30になる、キャンピングカーなので現地で車中泊をしても良いが知床の味覚も味わいたい。知床サライではコース料理になっていて美味しく食べることができる、ここはお気に入りになって2年連続で泊っている。
また最近の宿泊施設はどこも高騰しているがここは食事付きでもリーズナブルな価格で宿泊ができる。本来なら夕食を楽しんだ後はゆったりお酒でも飲みたいが、明日の出発はAM2:30なので食後は速やかに就寝することになる。
■初日のまとめ
苫小牧東港から知床までは遠く約450kmを走る、釣りを楽しむ時間は少なくなるが北海道のドライブは楽しい。道は空いているし信号も少ないので思いのほか早く目的地に到着する、北の大地の風景を見ながら運転すれば長距離ドライブも苦にならない。明日は釣り旅北海道の目玉でもある知床半島の釣りを楽しむことになる。