【熊野古道伊勢路】2025年⑮横垣峠と風伝峠を歩きホテル瀞流荘で泊まる

   熊野古道伊勢路もここからはいったん浜街道から外れて、本宮道の峠に進むことになる。さすがにアクセスが悪いのでマイカーを使って向かうことになる、また午前中に松本峠を歩いているので足に疲れが残っている。そのためできる限り車で峠に近づきたいが駐車場所は限られる。そしてまずは御浜町の横垣峠に向かう、少し道は狭いが横垣峠(東側)登り口には車が止められるスペースがあった。また出来れば続けて風伝峠も歩いてみたいと思っている。

■横垣峠へ

 横垣峠(東側)登り口から登り始める、今までの伊勢路とは少し雰囲気が違う。今回は横垣峠(標高305m)を越えて石畳道を越えたところで林道に合流する、そして今回は林道で駐車場所に戻るルートで歩いた。登り口から横垣峠まで約1.2kmである。(12:15)

横垣峠登り口
道標(01/22)からスタートする

 登り口からしばらくはのぼりが続く、松本峠を越えてきた足には少し辛い状況である。

登りが続く
横垣地蔵(水壺地蔵)

 横垣地蔵(水壺地蔵)に到着する、ここまで約15分を歩いた。(12:30)

横垣古道と地蔵の案内板

 このあたりから時折りアップダウンがあるものの平坦なところが多くなるので歩きやすい。

石畳は少ない
熊野灘を展望できる場所もある
横垣峠の道標と石碑

 横垣峠に到着する、右に曲がり先に進むと西側の登り口(林道)まで約400mである。(12:55)

東屋とスタンプ台

東屋が見えてくる、ここにはスタンプ台もあるので押印する。(13:00)また、ここからはマグマが波紋状に固まったという神木流紋岩の石畳を進むとすぐに林道にでる。

神木流紋岩の石畳
林道と合流する

 ここから先には進まず約2.2kmの林道を戻り横垣峠(東側)登り口へ戻る(13:10)

登り口まで戻ってきた

 12:15から登り始めて約1時間30分で戻ることができた、距離にして約4km弱の行程である。(13:45)

■風伝峠へ

 次の風伝峠の駐車場所になる熊野古道地域センター「さぎりの里」へ向かう、しかし「さぎりの里」は休業日で車は置くことができたが買い物は出来ない。そこで一旦その先にある道の駅「 熊野・板屋九郎兵衛の里」に向かった、ここは15:30に終了するので風伝峠を歩く前に立寄った。

道の駅「 熊野・板屋九郎兵衛の里」15:30で閉店する

 その後、風伝峠の登り口近くに車を止めて風伝峠を目指すことにした。

風伝峠登り口(15:00)
田園地帯を歩いていく
風伝峠の登り口に到着(13:08)
風伝峠の道標(01/15)
神木流紋岩の石畳
林道と合流する

 石畳の道を進むと直ぐに林道に到着する、ここからは林道を歩いて峠に向かうのでスタンプを押印して林道を戻ることにした。(15:20)

国道311号線の風伝トンネル

 朝から松本峠とさくら道、横垣峠と歩き続けていたので林道を戻ることにした。風伝峠の石畳は歩けたので良いであろう、林道で国道に戻ってきた。(15:40)約40分の風伝峠であったが疲れ切った高齢者には辛い歩きになった。(15:40)

■丸山千枚田や瀞峡の近くにあるホテル瀞流荘で宿泊する

 さてこれからはお楽しみの温泉である、今回はキャンピングカーでなく「入鹿温泉ホテル瀞流荘 」で宿泊する。そしてサウナ・露天風呂・温泉でゆったり体を休める、また安価なお部屋でお弁当のビジネスプラン(7,500円/1人)もあり気楽に部屋で寛ぎながら夕食も食べることができた。そして体を休めた翌日は通り峠を登り、最後に本宮大社に参拝するつもりである。

ホテル瀞流荘
和室(ウォシュレット付き)
夕食弁当(ビジネスプラン)
朝食弁当

■まとめ

 熊野古道の峠越えもいよいよ最終盤になってきた、少し欲張って3つの峠を一気に歩いた。かなり疲れたがその分ホテルの温泉で体を休めゆったりすることにした。翌日は通り峠に向かい丸山千枚田も展望して、最後に熊野本宮大社に参拝して今回の峠越えを締めくくる。

今回の行程

横垣峠

 横垣峠東側登り口(12:15) ⇒ 横垣地蔵(12:30) ⇒ 横垣峠(12:55) ⇒ 東屋(13:00) ⇒ 横垣峠西側登り口(13:10) ⇒ 横垣峠東側登り口(13:45)

風伝峠(途中折り返し)

 風伝峠入り口(15:00) ⇒ 風伝峠登り口(15:08) ⇒ 林道合流点(15:20) ⇒ 国道311号線(15:40)

 

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