熊野古道伊勢路の最後の峠にチャレンジする、ホテル瀞流荘から遠くないのでゆっくり出発できた。また帰路を予定していた県道40号線(熊野矢ノ川線)が通行止めになっていて、予定を変更して通り峠の展望台までの往復で歩くことにした。展望台まで標高差約300mを登るので厳しいが、午前中には熊野古道伊勢路の最終点「熊野速玉大社」にも参拝したいと思っている。
■通り峠へ
通り峠南側登り口へ向かう、駐車場所はバス停「千枚田・通り峠入口」にあるものの県道が通行止めになっているので県道の駐車帯に止めておくことにした。登り口は県道沿いにある石階段から入る、ちょうど登り口の前で県道が通行止めになっている。(8:50)

ここから展望台(標高約490m)までは登りが続くのでゆっくり石畳を歩いていく。


このあたりの古道には新しい掘り返した跡が多くある、ちかくに獣がいるのであろう。猪の堀り跡だと思われるが足跡がないので分からない。

そうこうしているうちに子安地蔵(通り峠の道標14/21)に到着する。(9:15)


ここから展望台に向けては約260mとあるが急な登りになる、途中から階段になっていて170段となっている。

手摺りが新しく整備されたらしく、安心して歩けるのでありがたい。

急な階段を上り続けるとあと25段の看板がでてきた、あともうひと頑張りである。


かなり疲れたがなんとか展望台に到着した、それにしても丸山千枚田の眺望が素晴らしい。(9:33)

展望台でしばらく休憩して下る、下り道が続くのでゆっくり下りていく。

これから熊野古道伊勢路ゴールの熊野速玉大社に参拝する、展望台までは大変であったが丸山千枚田も一望できた。(10:15)
■熊野速玉大社
通り峠から風伝トンネルを抜けて新宮までは約22km、約30分である。平日なので駐車場も空いているだろうと思っていた、しかし外国人を含め参拝者は非常に多かった。それでもなんとか駐車して参拝することができた、駐車場からはあまり歩くことなく参拝できる。そして熊野古道伊勢路の峠を無事に終えることができたことに感謝させていただいた。


■まとめ
今回の峠越えで熊野古道伊勢路の峠越えは完歩できた、なんとか目標の3月中に完了することもできた、あとは熊野古道センターに行って熊野古道伊勢路の完歩の記念品を貰うだけである。
今回の行程(約2km)
通り峠登り口(8:50)⇒ 子安地蔵(9:15)⇒ 展望台(9:33)⇒ 通り峠登り口(10:15)
合計 1時間25分
