毎年恒例の年越し準備は忙しい、2020年の総括としめ縄とおせち料理で正月を迎える

年末は年越しの準備で忙しくなる、まずは買い物から始まる。掃除はいつものことながら適当にながら掃除で済ませてしまうことになる。そんな大晦日もおせち料理が出来上がるとたんたんと過ぎてしまう。そんな2020年を最後に振り返ってみることにした。

■2020年の総括

①生活とお金

定年退職してから早や3年目を過ごしている、昨年からの足の怪我で思うように楽しめないところに新型コロナ感染症が蔓延してとんでもない1年になってしまった。もっとも動きが少なくなった分、金銭的には思ったより支出が少なくて済んだ、釣り旅北海道もGotoトラベルで少しながら助かった。結局、年間の収支計画は収支差が100万円程度の赤字計画になっていたところが収支差はほぼ0円で収まった。

➁キャンピングカー(キャブコン☞バンコン) キャンピングカー「コルドバクルーズ」のページ

キャブコンからバンコン「トイファクトリーコルドバクルーズ」に乗り換えた、理由はいろいろだが単純にキャブコンの車高は我が家の駐車場に入れ辛かった。ハイエースのバンコンだと切り返しなしでも駐車が可能だ、車高の高いキャブコンでは道路標識にあたるため何回か切り返しが必要だった。

また走行中の揺れや釣り場に向かう悪路の走行性も考えて、4WD+LSDで足回りを強化した。釣り場に向かう道は森の中を走るため車高が低いほうが入り込みやすい、キャブコンでは途中で木々が生い茂り立ち往生することもあった。なので居住性を犠牲にしてでも走破性を優先させたのは正解であったと思っている。

釣り場までの悪路(キャブコンでは難しい)

③釣り旅 釣り旅北海道のページ

春と夏の釣り旅は北海道を含めコロナ禍で全滅になった、しかし少し沈静化した9月下旬から10月上旬にかけて1人旅で出かけることが出来た。1人旅なので安全を優先して無理のない釣行を行った、満足のできる釣行ではなかったが60cmクラスのニジマスも釣れたので良しとしないといけないと思う。

大型ニジマス

また荒川サーモンフィシングでは大雨にたたられたものの小さいながらサーモン2尾を何とか釣ることも出来た。ハイエースなので片道600kmを超える高速道、強風の北陸道でも安定して走れ、あらためてキャンピングカーを乗り換えて良かったと思っている。

④ボランティア

そろそろボランティアも引退したいと思っているのだが、定年退職で時間があるだろうという理由で更に高い役職に就くことになってしまった。これからは東海北陸だけでなく全国を股にかけた移動をする必要が出てくるかもしれない。少年野球団体の定年は70歳なのでまだまだ先が長い・・・

■注連縄(蘇民将来)

新年の準備で注連飾りも新しいものに取り替えた、私の住む地方では1年間取り付けている。なのでボロボロになった注連縄を新しく取り替える。気分一新、新たな年を新しい注連縄で迎えるのが常である。

【伊勢地方の注連縄について】

注連縄は「笑門」や「千客萬来」が多いが伊勢地方は「蘇民将来子孫家門」(そみんしょうらいしそんけのもん)が多い。お正月には玄関に注連縄を飾り、年神様を迎えるという習わしがあります、そして通常は松の内を過ぎると外されます、しかしこちら伊勢地方では「一年を通して注連縄を飾っています」。毎年年末になると古い注連縄から新しい注連縄に付け替えます。

注連縄(蘇民将来)

「蘇民将来子孫家門」(そみんしょうらいしそんけのもん)の由来

・蘇民将来の伝説に由来する、疫病神を祓うという強い厄除けの意味を持ちます。

昔、伊勢地方を旅した須佐之男命(スサノウノミコト)が泊まるところがなく困りはてていたところ、伊勢松下に将来兄弟という二人が住んでいた、大変裕福であった弟の巨旦将来に宿を頼んだが断られてしまう。大変貧しい暮らしをしていた兄の蘇民将来は、この頼みを快く引き受け貧しいながら出来る限りのおもてなしで一夜を過ごした。須佐之男命は、これを大変喜び、一宿の恩返しとして、茅の輪を与え、「後の世に疫病あらば、蘇民将来の子孫と云いて、その茅の輪を腰に付けたる者は、難を逃れるであろう」と言い残した。以来、蘇民家は後の疫病が流行っても免れ代々栄えたという。厄除けの方法として「蘇民将来子孫家門と書いて玄関口に飾っていれば、家は厄災・禍を免れるであろう」と言ったことからこの言葉をお札に記して飾るようになった。

我が家もこの故事にあやかり、「蘇民将来子孫家門」の札を付けた注連縄を、無病息災を願う慣しとして1年中門口に飾っている。

■おせち料理

大晦日に家内が頑張って作っているおせち料理、今年も出来上がった。こだわりもあってほぼすべてが手作りになっている。ただ年末のGotoトラベルで高級料理需要が高まり伊勢海老が少なくなってしまった。なので購入価格は昨年の1.5倍の高額になっていた。しかも2匹しか手に入れることが出来なかった💦

2021年おせち料理が完成した

■2020年最後のまとめ

2020年は今までにない1年間であった、しかし自分を見つめ直す時間も沢山あったので無駄にしたくない。新年は新たな目標をもって挑みたいとも思っている。思い返せば定年退職後の1年目はなにもかも初めてで戸惑った、2~3年目は怪我と新型コロナで耐え抜いた。今年は不確実性も増え、慎重かつ大胆に生きていくことを肝に据えた1年であったように思う。あと少しで3年目も終わってしまうが、4年以降には大きく飛躍したいと思っている。