熊野古道伊勢路の三瀬坂峠を折り返しで越ることにした

 お伊勢さん125社めぐりで瀧原宮と多岐原神社に参拝することにした、滝原宮と多岐原神社の間には熊野古道の三瀬坂峠があり峠越えをすることにした。なお車で行ったので近くの道の駅に駐車して三瀬坂峠の往復を歩くことになった、少しハードな行程になったが何とか完歩することが出来た。

山道

■今回のルート

 ①瀧原宮 ⇒ 熊野古道(約1.3km) ⇒ ②三瀬坂峠入り口(里登り口) ⇒ ③三瀬坂峠(約2.1km) ⇒ ④多岐原神社(約250m) ⇒ ⑤三瀬坂峠入り口(三瀬川登り口) ⇒ 三瀬坂峠(約2.1km) ⇒ 熊野古道(約1.3km) ⇒ 瀧原宮 合計約7.3km

①瀧原宮(たきはらのみや)

 瀧原宮を参拝後に熊野古道へ向かう、瀧原宮に沿って歩くと足神さんが祀られている。三瀬坂峠の前にすでに瀧原宮参拝で1km以上歩いている、しっかり歩けるようお願いして先に進む。

瀧原宮に沿った熊野古道を歩く(足神さん)
三瀬坂峠入り口(里登り口)

②三瀬坂峠入り口から

 瀧原宮から約1.3kmで三瀬坂峠入り口に到着、ここから山道に入る。ここにはトイレもあり若干の駐車スペースもある、気が付かなかったが杖も置いてあった。山道は急で足場が悪いので利用したほうが良いだろう。

登山口

登り口からしばらくはあまり勾配もなく歩きやすい、ため池を越えるころから足場も悪くなってくる。

苔むした山道

苔むした参道に水が流れているので歩きにくい、それでも坦々と進んで行くと「覗見」なる看板があるので覗いてみたが沢が流れているだけであった。

覗見の看板

しかしこのあたりから登りも急こう配になってくる。しばらくすると「永命フジつる」の看板がある、木につるのように巻き付いているが説明が無いので分からない。以降は思ったより急な勾配でつづら折りが続いていて息が上がってきたところで峠に到着する。

永命フジつる

③三瀬坂峠(標高256m)

三瀬坂峠(茶屋跡)

 峠には茶屋跡もあり丸太で座って休憩できるようになっている、また石室の中に「宝暦地蔵」が祀られている。

宝暦地蔵

ここでしばらく休憩したのち峠の急こう配を下っていく、足場が悪いうえに急こう配なので足に負担が掛かってくる。やはり杖を持ってバランスをとりながらのほうが歩きやすそうである、帰路の峠越えには杖を借りて行くことにしたい。

浄水場

 しばらく下って行くとやがて道が広くなってくと浄水場が見えてくると道路も舗装路になってくる。足に疲れがきているのが分かるがもう一度峠の上り下りをする必要がある、またその前に多岐原神社にお参りをする必要があるので先を急ぐ。

④多岐原神社

 三瀬坂峠の入り口から約250mほど歩く、道が分かりにくいので要注意である。

右に下ると多岐原神宮

多岐原神社の前をそのまま抜けると宮川の河原に出る、熊野古道の「三瀬の渡し」があったところである。

多岐原神社

無事多岐原神社に参拝して、そのまま来た道を折り返す。

三瀬坂峠の案内板

帰路につく

三瀬坂峠の入り口から少し進んだところに杖がおいてあり自由に使えるようになっている、瀧原宮側の入り口にも杖を入れる箱があるのでそこに返却すれば良い。

杖を借りる

来た道を戻る疲れているが来た道を戻るしかない、しかし杖を手にして歩くとバランスがとりやすく疲れが低減される。

最後に途中で三瀬坂峠を守る会の人が登山道の整備を行っていた、迷いやすい場所に新しい道標を付けていた。いくつかあった新しい案内板なども整備しておられるようで、感謝して登りたいと思った。

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