近くの伊勢志摩サーフへ釣りに行く際によく立ち寄る道の駅、「民話の駅蘇民」は地場でとれる海産物も多く販売していて嬉しい道の駅である。地元の漁師さんが獲ったばかりの新鮮な魚介類が並んでいる、また農産物の直売なども多く地産地消にうってつけの場所である。
■伊勢志摩で釣れている魚が確認できる
魚介類は朝一に鮮魚コーナーに並ぶので、地元の方が開店時に購入されてしまう。しかし随時追加されるの近くで獲れている魚を確認することができる。時期にもよるがヒラメやマゴチなどたくさん並んでいるときにはサーフのキャスティングも楽しみになる。それでも釣れないときにはお土産にも出来るのだ、ただし午前の釣行にしなければ売り切れになってしまう。
今回はお昼の時間帯であったが40cmくらいのヒラメ(刺身OK)があった、購入しようと思ったが1,800円だったので残念ながら断念して実釣行で確保することにした。しかし案の定ボーズに終わったのは言うまでもない、海産物コーナーに魚が少ないときは厳しいのである。漁師さんが漁船で行っても少ないときのサーフフィッシングは厳しい・・・それでも魚が並んでいると見ているだけでも楽しいものである。
また春になれば農産物直売コーナーに大好きなタラの芽なども並ぶこともあるのでチェックは怠らないようしている。こじんまりとした道の駅ではあるものの楽しみの多い「民話の駅蘇民」である。
■ところで蘇民とは?
伊勢地方では注連縄は一年中飾るのが普通である、なので我が屋も年中飾っている。そして木札には「笑門」や「千客萬来」もあるが「蘇民将来子孫家門」と書かれることが多い。これはこの地域にある民話に「私の家は蘇民の子孫の家ですよ」とわかるようにして、悪いことがおこらないようにするおまじないとして伝わっている。また道の駅のすぐ横に鎮座する「松下社」では、神様に一晩の宿を貸したと言い伝えられている蘇民将来をお祀りしています。
■まとめ
釣りが厳しい冬季のシーズンは道の駅に立ち寄ることが多い、どうしてもヒラメやマゴチなどを食べたくなった時にはここで買える。しかしお刺身になっていなので当然ながら自分で魚を捌く必要がある、面倒であるが仕方がない。そんな楽しみも与えてくれる道の駅「民話の駅蘇民」、これからもときどき通うことになると思っている。