キャンピングカー「コルドバクルーズ」2年経過でバッテリーが低下し始めた

キャンピングカー「コルドバクルーズ」も購入して約2年になり、来月には初めての車検を行う。また今回の釣り旅北海道で少し気になったサブバッテリーの低下についても考えてみることにした。キャンピングカー生活では電気は重要なポイントになる、夜になるとサブバッテリーに頼ることになるからである。

■トイファクトリーの電装システム概要

トイファクトリーのバッテリー及び電源システムはオールインフォメーションボードで管理する、一元管理ができるので安心で便利である。

オールインフォメーションボード(目盛りは100%)

・メインバッテリー(パネル左側)

 車両用のバッテリー(通常の自家用車のバッテリー)

・サブバッテリー(パネル右側)

 生活における電源はサブバッテリー2台(パワーソニック)で賄う、インバーターは1500WでAC電源を使えるようになる。以前にも書き込んだがこのバッテリーの性能が良い、釣り旅北海道では走行充電で常にバッテリーに充電してくれている。

・外部電源

 外部電源を使うとインバーターを経由することなく電化製品を使うことができる、オートキャンプ場では電源付きサイトも多くあるもののサイト料金が高くなる。なので天気が良ければフリーサイトで、曇りや雨の時は電源付きサイトを使うことにしている。また北海道では安価なオートキャンプ場も多いので助かっている。

・走行充電

 キャンピングカーで走行中にサブバッテリーに充電する、基本的にはメインバッテリーが満充電での場合にサブバッテリーに充電する。

・太陽光パネル

 キャンピングカー「コルドバクルーズ」には225Wのソラーパネルを載せている、天気が良ければ充電してくれているので心強い。

ソーラーパネル(SHARP)

■バッテリー能力の低下

キャンピングカー「コルドバクルーズ」も約2年が経過した、トイファクトリーの取扱説明書にはバッテリーの寿命は約2年とある。しかし実用的にはまだまだ使えるしバッテリーも高価なのでもう少し使いたい。今回の釣り旅北海道では、前回(約2年前)に比べて不安定になってきたように思う。ただ高出力の電化製品さえ使わなければ支障があるわけではない。しかしこれからは少し電気の使い方にも気を気を付ける必要があると思っている。

①高出力電化製品

・電気ケトル

 素早くお湯が沸くので便利に使っている、消費電力は約900Wである。

・電子レンジ

 いろいろな料理に使っている、キャンピングカー生活ではパックご飯で作るのが便利なので多用することになる。消費電力約500〜600Wであるが起動時にはもっと大きいと思われる。

②インバーター(1500W)

AC電源を使うためにはインバータが必要になる、しかしインバーターだけでも電力を消費(待機電力)する。なので電化製品を使わない就寝時にはオフにしておくことが必要になる。またインバーターを使うのは停車している夜間が中心なのでサブバッテリーに負荷を掛けることになる、今回の旅ではテレビもあまり見なかったので常時使うことは少なかった。

③夜間のライト

もちろん就寝時にはインバーターもオフにしておく、車内の照明(LED)はインバーターは使用しないものの不要な電気は使いたくない。しかしまったく真っ暗だと多少不安になる、なので車内にはソーラー式のランタンを常備して使っている。これは優秀なランタンで晴天時にに充電しておくと2〜3日間は大丈夫である。ただし陰に置いて忘れているといつの間にかバッテリーが低下しているので注意が必要である。

折りたたみ式LEDランタン

④常時使用の冷蔵庫

冷蔵庫はインバーターを使わずにサブバッテリーから給電している、冷蔵庫だけならあまり電力は消費しない。フェリーに乗って約20時間稼働させているがバッテリー目盛りは1ポイントしか減っていない、次回は電圧でも確認しておきたいと思っている。

⑤FFヒーター

6月でも北海道は夜間になると冷える、FFヒーターがないと寒くて寝られない。FFヒーターは燃料を使って温める暖房機器で当然電気も消費する、あまり気にならないが冷蔵庫と同じように夜間はつけたままになるので気を付けたい。

■今回の釣り旅北海道のバッテリー現状

最初は今までどおり使っていたが天候不良もあり電力が低下してシステムダウンが発生した。もちろん通常使用では良好であるが、翌朝に電気ケトルで湯沸かししている際に電圧低下してダウンした。以前にはなかったと思っている、しかし使用中に目盛りをみると一気に4目盛り低下しているので50%以下になりサーキットブレーカーが働いたと思われる。

コンパクト電気ケトル(1、0L)900W

電子レンジなどを使うと一時的に極端に電圧が低下するようで、使い終わるとある程度目盛りは戻る。なのでダウンしてもエンジンを掛ければすぐに復帰する。しかしあまり繰り返すとバッテリーの寿命を縮めてしまうので気を付けたい。

満充電している時であれば大丈夫だが、一晩過ごす間に電力を使っているので翌朝は電子レンジや電気ケトルの使用は厳しくなっていると思われる。それでもエンジンを掛けながらなんとか利用できたので使い方に注意すれば大丈夫であろう。また翌日から単に湯沸かしだけならガスで湯沸かしすることにしたでダウンすることはなくなった。

■まとめ

トイファクトリーのキャンピングカーにはパワーソニックが使われていて高性能であるがその分高価になる。できれば次の車検時(2年後)にはトイファクトリーでバッテリーの交換を行いたいと思っている。それまでは外部電源やガスなども上手に使っていきたいと思っている。

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