キャンピングカー「コルドバクルーズ」の収納をDIYや追加したボックスなど徹底紹介します。ハイエースバンコンの「コルドバクルーズ」はキャブコンに比べて高さが無いので収納は格段に少なくなってしまう。トイファクトリーの上品質な内装を損なうことなく収納力を確保するためには工夫が必要であった。徹底紹介その①に続き、その➁では後部(リア)ベッドからトイレルーム周りを紹介します。
■後部ベッドエリアの収納 |
後部のベッドは広いところで1800mm×1500mmで、大人2人が就寝が可能になっている。ベッドエリアの収納はボックスが1個あり予備の寝袋2個で一杯になっている。FFヒーターがあるので普段は必要がないが故障するリスクもあるので入れておくことにしている。
頭側の上にはハンガーフックが2個付いている、これは帽子を掛ける程度のものだと考えている。
トイレ側の壁には突っ張りキッチンラックを取り付けた、小物が整理できるし夜間時には眼鏡やスマホなどを置いておける、また常にLEDライトもぶら下げておくと置き場所を忘れない。
■後部ベッド下部エリアの収納 |
後部ベッドの下部は900Lの大容量ラゲッジスペースで大抵のものはここに収容することが出来る。しかし車内からアクセスできるエリアは限られるので、バックドアからアクセスする物と区分けして収納する必要がある。
【車内からのアクセスエリア】
車内から手の届く収納エリアでは、折りたたみ式のボックスや中型のスツールが置いてあり日用品を収容する。なおスツールの上はカバンなどを置いておける。ただあまり積み上げると電子レンジが使えなくなるので注意が必要になる。
【車外からのアクセスエリア】
左側サイドキャビネット前にDIYで作成したロッドケースを置いた、長尺物はここに収納しておく。車内側には蓋がつけてあり、蓋の上にラックなどを置くことが出来るようになっている。
そしてその横には濡れ物(釣り用のウェーダー等)を入れる折りたたみ式コンテナボックスを置いてある。さらにその横には釣り道具を収納する3段のボックスを置いた。釣具ボックスの裏側にはシャワー用の清水タンクを置いてある。
その後ろには中型のスツールを2つ置いて手前のスツールにはタープやテーブル・イスなどのアウトドアグッズを、奥のスツールには衣服や日用品を収納できるようにしている。またこのスツールの上にはいくつかのカバンを置くことも出来る。
【シャッター扉付左側リアサイドキャビネット】
キャビネットを開けると車内側には電子レンジが収納されていて、その下にはカセット式ガス調理器が収納できる。手前のキャビネットには2段の引き出し式のネットラックがあり衣服などを入れて収納することが出来る。またそれぞれに棚があるので小物を小分けにして収納することも出来る。
【右側リアサイドキャビネット】
手前にスツール等が置いてありアクセスが難しいので、充電ケーブルなど普段使わないが必要不可欠なものを入れて置く場所になる。
【カセットトイレ用洗浄水タンク収納】
ここはカセットトイレの洗浄水を入れるため多くの物は入らない、実際にはちょっとした工具や小さなパーツを入れている。
■トイレルーム内の収納 |
トイレルームには収納できるボックス等は無い、しかし窓の下に棚があるので滑り止めのシートを敷いてティッシュペーパーとロールペーパーケースに入れたトイレットペーパーを置いている。釣り旅から使っているが転がり落ちたことは無い。
ドメティック 製のカセットトイレは非常に座高が高く、平均的な日本人の座高では踏ん張ることが出来ない。なのでスツールで高さ調整が必要となる、スツールは収納も出来るのでありがたい。
足元のスツールは高さ調整でカットしてトイレ用品の収納として使っている、またサイド側のスツールも非常用トイレや除菌シート、おしりシャワーなどを収納する。
■全体の収納のまとめ |
キャンピングカー「コルドバクルーズ」ではキャブコンのバンクベットのような場所は無いので余分なものは積み込めない、またキャンプ道具などもコンパクトなものに変更した。いろいろと工夫すればたくさんの物を積み込むことが出来るようになる。キャンピングカー「コルドバクルーズ」(Wonderful World_since2017)のページには様々な工夫をまとめてアップしているので参考にしていただければと思います。