夫婦旅の車中泊はキャンピングカー「コルドバクルーズ」で快適に過ごす

  5年目になったキャンピングカー「コルドバクルーズ」、夫婦で長期間の旅が出来るようになった。そして改めて「コルドバクルーズ」良さが分かってきた。今年は5月下旬から6月中旬まで約3週間の旅になった、こうなると旅の足になるキャンピングカーは我が家となるので快適に暮らしたいと思うようになる。基本的な装備でも十分な生活は出来るものの快適化など改めて改良もしていきたいと思っている。

■キャンピングカー「コルドバクルーズ」:トイファクトリー

仕様:ハイエース特装車4WD(LSD付)ガソリン 定員4名(就寝3名)
グランデ仕様:前面エアロウインドウ、追加サブバッテリー、FFヒーター
電装品:ソーラーシステム(225w)、1500wインバーター、ビルトイン電子レンジ、ポータブルトイレ等

コルドバクルーズの車内

■就寝(後部ベッド)

 後部に常設ベッドがあるのでいつでも寝ることができる、身長が170cm以下であれば2人が横なっても余裕がある。コルドバクルーズは断熱性能が非常に高いので寒くなりにくい、しかし夏場は暑くてとても寝る気にはなれない。冬はFFヒーターで車全体を温めることができるが夏場は北海道に行くか高原へ行く必要がある、しかし最近は暑くなるのが早いので冷房についても検討が必要であると思っている。※オプションの家庭用エアコンは室外機が車体の底になる、釣り旅では悪路を走るので装着は無理であった。

後部のベッドルームは夏場以外は快適に寝ることができる

■食事

 ダイネットは対面シートにすれば2人旅には十分な広さが確保できる、コルドバクルーズでは運転席と助手席の背もたれを反転させて対面シートを実現させている。十分な広さはあるものの移動の際にはダイネットテーブルをずらしたり、足元に置いてあるボックス(食器入れ)を動かさす必要はある。また天井も約170cm近くあるので食事の準備やダイネットでの着替えなどは直立して行える。縦型の冷蔵庫は常に稼働させていて氷も入れて置ける、もちろんビールは常に冷えている。

ダイネットはどうしても生活感が出てしまうが仕方がない

■トイレ

 付いててよかったのが車内用のポータブルトイレ、水洗なので使い勝手が良いし匂いもあまり気にならない。車中泊で深夜などは女性には公衆トイレは行き難い、また雨が降っていると車外に出るだけで嫌なものである。そんな時はには車内で用が足せるので非常に便利である、また渓流釣りの場所にはトイレなど無いがそんな時でも安心である。なお後処理が嫌だとか面倒だという声をよく聞くが、ダンプ処理(汚水処理)ができる場所や自宅であれば何の問題も無い。

マルチルーム(トイレ)慣れれば何の問題も無い

■ゴミ処理

 生活しているので必ずゴミが発生する、飲食店で食べればゴミも出ないがお金もかかるので毎日というわけには行かない。またキャンプをすればたくさんゴミが出てしまう、缶やペットボトルもすぐに溜まってしまうのでゴミ処理は定期的に行いたい。実際にゴミからは匂いも出てしまうので蓋つきのゴミ箱へ、そしてゴミ処理のできるキャンプ場やRVパークで捨てることになる。

キャンピングカー車内のゴミ箱(40L)、これでも3日で一杯になる、下部は靴箱

■テレビ

 娯楽だけでなくニュースや情報をタイムリーに入手できる、テレビ世代の人間なのでつけているだけで安心する。しかしキャンプ場ではテレビ放送の電波はなかなか届かない、ポータブルテレビなのでその都度サーチして地上波を探すものの観れないところが多い。それでも携帯は無制限プランを契約しているので、安心してNHK+などインターネットTVをミラーリングして視聴する。さすがに携帯の電波の届かないところで車中泊することは不用心なので避けている。

ポータブルテレビ(17インチ)

■釣り旅

 釣りが中心の旅なのでラゲッジルームは釣り道具で満載になる、コルドバクルーズでは後部のベッド下に大きな空間がある。ここの空間を上手く利用して釣り道具とキャンプ用具を積み込んでいる。ロッドフォルダーは市販品をDIYで取り付けている、引き出し式のボックスも自作である。また建付けの家具(ボックス)には電子レンジや棚がある、さらに奥には飲料水などを積み込んでいる。そして釣り旅がメインのために釣り場に近い場所で車中泊している、安全と駐車できる場所が確保出る場所であれば大丈夫である。

後部ラゲッジルームには釣り道とキャンプ道具で満載になっている

■ゴルフ(番外)

 釣り旅も長くなってくると気分転換も必要になる、なのでたまにゴルフも楽しむことにしている。しかし問題はゴルフクラブの積載である、ただでさえ荷物の多い釣り旅にフルサイズのゴルバックは到底無理である。そこでハーフサイズの安価なゴルフバックを購入してクラブを詰め込むことにした、フルサイズでなくとも10本程度入れることができればプレーにはさほど問題はない。このサイズであればマルチルームの車内トイレの横に2バッグを入れて置くことができる、レンタルクラブでも良いがお金も掛かるしやっぱり普段使っているゴルフクラブでプレーしたい。

ゴルフバッグ(ハーフ)をマルチルームに積込む

■まとめ

 次回の釣り旅は気温の下がる9月になる、さすがに北海道では夜は気温が下がるので就寝は快適に出来る。釣り旅ではもっとも快適な生活ができる時期である、キャンピングカー「コルドバクルーズ」はそんな快適な旅を約束してくれる。そしてキャブコンから乗り換えてから5年になるが大きなトラブルも無い、長距離ドライブや悪路走行もこなせる頼もしいキャンピングカーである。

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