「キャンピングカーでよかった」北海道の旅は大トラブルでも問題なし

 旅にトラブルはつきものではあるものの初めての大トラブルに見舞われた、妻の病気による入院なので仕方がないのだがキャンピングカーの旅だったことから問題なく対応することができた。通常の旅行だったら途方に暮れていたかもしれない、寝る場所や食事の確保ができる「動く家」があったからこそ慌てることなく旅を続けられたと思っている。そんなトラブルにも対応できたキャンピングカー「コルドバクルーズ」が我が家となりなんとか旅を続けることができた。

■トラブル発生による大幅な日程変更 

 実際に妻が深夜の救急搬送になったもののキャンピングカーだったことで、そのままキャンプ場から搬送先まで帯同することができた。そして手術が必要になるかもしれないことから総合病院へ移送されて治療となった、深夜の救急対応をしていただいた方々には心から感謝を申し上げたい。おかげ様で無事手術も終わり入院となった。しかし数日の入院と思っていたが炎症が酷く退院の目途は立たない状態になってしまった。とりあえず手術が終わるまでは病院にいることになるが、夜はどこかに宿泊地を確保しなければならない。

少し離れるが電源がありゴミ処理もできる安価なキャンプ場(五鹿山公園)へ入った

■キャンピングカー「コルドバクルーズ」

 トイファクトリーが提供する「コルドバクルーズ」を5年前に購入、ハイエースのバンコンバージョンのモデルで2人旅の最適モデルだと思っている。4人乗りだが常設ベッド(2人分)とトイレも付いている、ベッド下には大きなラゲッジスペースがあるのでキャンプや釣り道具も無理なく積み込むことができる。身長が170cm以下なら車内で立つことも可能でベッドサイズも問題ない。そんな快適なキャンピングカーなので衣食住も車内で過ごすことができ車中泊には全く問題が無い。

快適なダイネットで夕食をとる、深夜から寝ていないのでぐっすりと眠る

■車中泊の場所を検討する

 退院時期が決まらない状態のまま手術も終わり翌日の面会の予約を終え、近くの電源のあるキャンプ場へ向かうことにした。20~30km以内にはたくさんのキャンプ場がある、もちろん病院の近くに停めて車中泊できれば良いがポータブル電源の充電もしておきたい。また車内で簡単な食事を作れるので外食先を探す必要がない、近くのスーパーで買い物すればよいので簡単である。手術が終われば退院時期も分かると思っていたが、状態が悪く1週間以上の入院になりそうである、面会もコロナ禍から制限されていて週に2回になってしまっている。これから先はどうするかも含めて考える必要がある、ただ生死にかかわるような病気ではなかったので安心である。

普段は通り過ぎていたキャンプ場にも入ってみると安価で快適なキャンプ場も多い

■釣り旅は続けることにした

 退院の日はまだ分からないものの面会の時以外も北海道で滞在することになる、そうであればボーっとしていないで釣り旅を楽しんでしまうことにした。もちろん入院している病院からは遠く離れるわけには行かないので数時間あれば戻れるエリアには限定されてしまう、それでも100km程度なら信号の少ない北海道であれば問題ない。キャンピングカーで車中泊を行いながら、釣り旅を続けながら退院まで過ごせればよい。そうと決まれば釣り場と宿泊できる場所をリンクさせて計画することに、、また面会日も決めて病院にも行くことができる。いつまで続くか分からないがキャンピングカーなら旅は続けることができる、金銭的にも道の駅や安価なキャンプ場もあるので心配ない。

比較的近い本流河川での釣る、北海道は涼しくなってきたのでニジマスの活性も上がってきた

■まとめ

 キャンピングカーの旅では場所や日程が急に変更になっても柔軟に対応できる、予約しているホテルをキャンセルしたり新たに予約したりする必要もなく旅程が大きく変わっても慌てずにすんだ。もちろん日程が延びても宿泊費用やレンタカー費用がかさむこともない。そんなキャンピングカーの旅のトラブルは不幸中の幸いであったのかもしれない。そして最終的には予定から1週間遅れのフェリーで帰路に向かうことになった、自宅に戻るのが大幅に遅れてしまったが「キャンピングカーでよかった」と思っている。

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