キャンピングカー用にイレクターパイプを使ってステップをDIYした、目的は太陽光パネルの掃除と釣り場での足場や車内の階段代わりになる。簡易な梯子を探していたが収納式の梯子は大きく重いので置き場所に困る、しかしイレクターパイプなら軽くて簡単に出来る。また作成費も5,000円程度で作成も可能で自宅での使用もできる、ただし強度が無いので1m程度のものでないと危険である。
■イレクターパイプのDIY
ハイエースの天井についている太陽光パネルは車高が2.3mもあるので、通常では汚れているかどうかも確認が難しい。とくに長期間の旅の途中では汚れがあると発電も低下するかもしれないので確認して掃除したい。ガソリンスタンドで借用すればよいと思うが面倒なので忘れてしまうことも多い、ちょっとの確認だけなら1m程度のステップで十分である。なお「人の体重を支える製作物は製作しないでください」と注意があるので本格的な梯子は無理である。またジョイントはプラスティックで劣化により割れる場合がありそうなので十分に注意して使いたい。
【使用物品】
イレクターパイプ 30cm×11個、イレクタープラスティックジョイント×6個、キャップ×4個、接着剤
組み立ては簡単でパイプを梯子の形にして接着するだけ、そして先端のジョイントは接着せずに抜き差しが可能なようにしておく。また車に立て掛けるところについては車に傷かつかないよう工夫が必要である。
■太陽光パネルの確認
キャンピングカーの太陽光パネルは平坦に設置してあり雨水が溜まりやすく汚れやすい、しかも高所なので脚立を使わないと清掃することが出来ない。実際にステップを立て掛けてみたところやはり少し高さが足りない、しかし確認するだけであれば問題はない。全体を掃除するにはガソリンスタンドで脚立を借りて掃除したい、高齢になってきているので不注意な怪我は極力回避しておきたい。
また釣り場ではちょっと足場が欲しいとこなどもあり、これを使えば簡単に上り下りが出来るかもしれない。案外ちょっとした段差でも上ったり下りたり出来なくなってきているので使えると思っている。
■ステップの置き場所は
やはり悩ましいいのはステップの置き場所になる、いくつか候補は考えていたので試してみることにした。
候補①マルチルーム
格納することは問題ないがトイレも使うので邪魔にならないようにしたい、しかもゴルフバッグ(6インチ)も積み込むと非常に厳しいかもしれない。しかし1m程度のサイズなら大丈夫である。
候補②後部ラゲッジスペース
こちらは後部ベッド下の収納エリアなので広いものの釣り道具やキャンプ道具が満載になる、それでも少しでも空いたスペースを活用して片方を収納したい。
候補③ベッドルームの階段
ベッドルームへのエントリーはステップはあるものの案外頼りない、なので普段はここに設置しておくことも考えられる。しかし普段の階段に使うとなるとしっかりとした固定が必要になる、梯子が滑ってこけたら大変である。実際に置いてみたが固定は難しく諦めることにした。
■まとめ
ステップのDIYは非常に簡単で考えることは少ない、作成も接着時間を除けば1時間程度で完了することが出来る。問題はキャンピングカーの収納スペースだけである、それでもうまく活用方法を考えれば大丈夫そうである。キャンピングカーの電力を賄うための太陽光パネルには最大限の発電が出来るようにしておきたい。