釣り旅北海道も土日を挟んで行程の約半分が過ぎた、これからは道北に向かい折り返して帰路になる。これまでの釣りは不本意であるもののそれなりの釣果はあったと思っている。これからも大型トラウトのエリアに入っていくので非常に楽しみである。ただ北海道はずっと晴天が続き河川の水量も減少してきている。釣りだけのことを考えると曇天で時折り雨が降るような日が続く方が良いのだが贅沢は言っていられない。
■休日の滝上キャンプ場と渚滑川
土曜日にはかなりのキャンパー&アングラーが車中泊を行っていた、早朝から渚滑川に向かうの横目にのんびり朝食兼昼食をとる。またパークゴルフ場が併設されており、休日のゴルファーが早朝からやってくる。少し騒々しいが仕方がない、のんびりしていたが少し渚滑川を覗いてみよう。
最近の渚滑川はあまり期待していないが小型のニジマスは釣れる、またサケとサクラマスも遡上しているので気を付けなければならない。知っているポイントがあいていたので釣ってみることに、案の定サクラマスらしき大型魚が泳いでいる。川辺を歩いていると鹿の足跡とともにヒグマの足跡も発見、しかも新しい足跡なので今朝かもしれない。早朝から入川しなくて良かったと思いつつ、恐々竿を出すことにする。
渚滑川もかなり減水していて釣りづらい、淀みには禁制の魚がいるので流心のみを釣る。すぐに小気味よいアタリがあるものの尺程度のニジマスばかりである。小型ニジマスを虐めてもだめなので早々に切りあげ、次の目的地の岩尾内ダム湖キャンプ場に向かう。
■岩尾内ダム湖でキャンプ
素晴らしいロケーションで無料でキャンプができる、管理棟もありシャワーもある。前にある岩尾内湖ではトラウトが釣ることができる。こんなに良いロケーションでキャンプ&フィッシングができるロケーションはないだろう。
釣りは思ったほど釣れないがまったく釣れないことは無い、今回もルアーで22cm程度のアメマスが遊んでくれた・・・しかしジェットスキーを楽しむ人が多いので釣りにくい。
キャンプサイトは静かで好きなところにテントを張れるのでストレスがない、こんなキャップ場が増えると嬉しいのだが。キャンプサイトのすぐ後ろで釣りも楽しめるので素晴らしい。良い場所なので土日は人が多いし、ジェットスキーを楽しむ人が多いので平日に訪れるほうが良いだろう。
夕食は冷凍のエビとブロッコリーのアヒージョを食べる、冷凍なので温めればよいだけの簡単レシピである。
〆にスパとニンニクを加えオリジナルスパゲティを作った。
■道北方面に向かうが・・・
岩尾内湖から移動して天塩川中流域を狙うが遡上してきてサケに悩ませられる、釣ってはダメなので気を遣う。これでは大型ニジマスを狙うどころではない、間違って掛かっても針がサケに対応していなので伸ばされるか折れるかだ。サケは産卵に向けて体中が固くなるので専用の針が必要になる、ニジマス狙いではそんな硬くて大きな針は使わない。
予定していた道北河川の釣りとイトウ狙いは計画変更なりそうだ、こんなにサケが多いと無理である。せっかく道北に来てみたものの道東方面に折り返した方が良さそうだ。それにしても北海道は天気が良すぎて河川は減水気味になっている、天気が良いのもいいがひと雨降ってもらわないと釣りには厳しい状況が続いている・・・
■びふか温泉キャンプ場
フリーサイトに泊ると格安なキャンプ場(400円/人)、なので平日でもキャンパーが多い。また目の前にびふか温泉があり徒歩で温泉に入ることが出来る。
夕飯は海鮮丼とサラダで簡単に済ませることにして、明日に備えることにした。
今回は翌朝早々に出発してイトウのポイントに向かってみる、サケが多いの期待できないが確認して戻るつもりである。今回は無理でも次回にチャレンジできるよう各ポイントを確認しておきたい。しかし案の定サケが多く道東に戻ることになる。
■まとめ
初日は雨にたたられたもののその後は快晴の日が続いた、観光であれば万々歳であるが釣りは徐々に厳しくなっていく。ちょっと雨があれば魚の活性が上がるのであるが、減水気味の河川では釣りは厳しくなっていく。サケの多い道北河川での釣りは厳しいので、急遽道東に戻る判断した。結果はどうなるか分からないが仕方がない、誤ってサケを釣って咎められるのは避けたい。