富山の海で狙うサーフジギングと美味しいカニを食べる旅

 今年のサーモンフィッシング第一弾はむなしく撃沈してしまった、それでも日本海に面する各河川の近くには素晴らしいサーフもあるし日本海の新鮮な海鮮を食べることができる。毎年小川のサケ有効利用調査で利用する料理旅館では紅ズワイガニや名物のタラ汁を食べ、目の前のサーフでは青物(フクラギ)も釣れるのでライトショアジギングを楽しむことができる。そんな秋の楽しみ方のできる旅になるので毎年のように日本海に向けてキャンピングカーを走らせることになる。

■料理旅館「有磯」

 小川鮭有効利用調査では朝日町から宿泊する補助金が交付される、しかも一人あたり2,000円が補助されるので指定された宿泊施設を利用することになる。キャンピングカーなので車中泊をしても良いが時々宿泊施設に入りゆったりお風呂に入って美味しい料理も食べたいと思っている。そしてお目当ては富山湾の紅ズワイガニで丸々一杯を食べることができる「有磯」、毎回お世話になっている旅館は古く年期ははいっているものの料理が素晴らしい。また近くの黒部市には「皇国晴酒蔵(みくにはれしゅぞう)」もあり、黒部川の湧き水で作るお酒が非常に美味しいく近くのスーパーで販売しているので購入して帰ることになる。

旅館「有磯」の夕食、この後に天ぷらや揚げた魚(カマス)にタラ汁がついてくる

■富山湾のサーフ

 しかも旅館の裏には海岸がありライトショアジギングができる、この時期には青物も釣れるので楽しみである。ここのサーフでは以前にスズキやサゴシなども釣ったこともあり非常に面白い、ただ少し荒れると大きな波が打ち寄せるし急深になっているのでので気を付ける必要がある。また青物が岸寄りしてくると夜明けからたくさんの釣り人が海岸に並ぶので釣り難くなってしまう。さらにヒスイを拾う人も多いのでキャスティングの際には十分気を付けたい、キャストする足元にはヒスイもあるのだろうが見分けられないので拾ったことはない。

ヒスイも拾えるサーフでライトショアジギングを楽める

釣れたフクラギ(ブリの幼魚)

 小川鮭有効利用調査の受付は9:30からなので早朝からショアジギングが可能になる、夜明けがAM6:00前なので約2時間弱は釣ることができる。この日は午後から荒天の予報であったが、早朝は多少のうねりはあるものの風は無く上々のコンディションになった。そしてよく見ると隣のアングラーがフクラギを釣っている、これには釣り好きは俄然やる気が出てくることになる。ほどなくしてロッドに小気味よい当たりがあり小さいながらもフクラギが釣れてきた。目の前にはベイトのハネも見ることができるので回遊してきていて、タイミングが合えばヒットするようである。フクラギの刺身は非常に美味しいので2尾をキープして夕食のお楽しみにする。サケは釣れなくともサーフも楽しめるのでありがたい。

釣れた30cm強のフクラギ(ブリの幼魚)

■まとめ

 日本海側河川のサーモンフィッシングは有効利用調査として参加するため日程の変更は難しい、天候が悪くとも河川状況が悪くとも行ってみないと分からない。しかし北信越の旅では日本海のサーフでのショアジギングや旅館では新鮮な魚介がたくさん味わうことができる、くわえて入善町にあるショッピングセンター(コスモ21)には鮮魚店もあり新鮮な魚介を購入してお土産にもできる。そして何より厳しい状況の中でも釣りと旅を両方楽しむ心の余裕が大切だと改めて感じた旅になった。

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