ハイエースキャンピングカー「コルドバクルーズ」で2泊3日の熊野古道と海の釣り場を旅するが始まった、初日は熊野古道の馬越峠(まごせ)を歩くことに、天候も予報通りの晴天になった、馬越峠は今回天狗倉山まで行って折り返すコースを選んだ。しかし準備不足で出発が遅れ、さらに高速道路が工事で通行止めになり道の駅「海山」到着が大きく遅れた。
■道の駅「海山」
キャンピングカー「コルドバクルーズ」は道の駅「海山」に駐車する、ここが馬越峠コースの起点になる。到着が遅くなり昼食を食べてから出発する、
ここから登山口まではここから6~7分程度かかった、また登山口にも数台駐車することが出来たようで平日なら登山口でも止めることが出来るかもしれない。
■馬越峠登山口
登山口から昇り始めるとすぐに石畳になる、ここからは延々と石畳を登ることになる。足の怪我をする前のようにドンドン登ったが、石畳の登りが続くなか早くも息が切れてきた・・・まだ負荷を掛けたトレーニングは出来ていないので無理は出来ない。
夜泣き地蔵を越えるころには大汗をかいていた💦一里塚のところでベンチがあり休憩する、馬越峠まで15分とあるのでもうひと頑張りすることにする。
ちなみに道標がある、馬越峠「02/22」が登り口の直後ににあり、馬越峠に到着すると「13/22」になっていたので参考にすると良いと思う。
■馬越峠
馬越峠に到着すると休憩している団体さんもあり賑わっていた、なのでここは通り抜けて目標の天狗倉山を目指す。ここからは石畳ではなく本格的な登山道になる。約200mを一気に登るのでかなりキツイ登山になる、勾配もあるので大変だ💦
ここからは大変で急な登りを20分くらい進むと巨大な岩が見えてくる、今ここで地震があると落ちてきそうで恐ろしいが昔からあるので大丈夫なのであろう・・・南と北コースがあるようだが南コースを進むことにした。ここからは両手を使いよじ登るようなところもあった。
■天狗倉山頂
天狗倉山頂に到着するころにはへとへとになったが、素晴らしい景色に癒された。キツイ傾斜を登り切ったご褒美が待っている、この巨大な岩には梯子が掛けてあり岩の上に上がれるようになっている。少しスリリングだが巨石を登ったところが山頂になる、岩の上は前は尾鷲湾を望み後ろは大台山系と銚子川を望む絶景が待っていた。この絶景を見れば今までの登りの苦労も吹き飛んでしまう、天狗倉山頂まで来てよかった思う。
さて、帰りは下りなので楽なのだが・・・登りで疲労した膝が心配なのでゆっくり下り降りる。登りの逆で下りの石畳が延々と続くので結構キツイ。下りの石畳は滑りそうなので気を付けたい。それでもなんとか登山口に帰着する、横道に入ると鹿がいたが写真を撮る前に逃げて行った。
■今回のコースタイム
12:40分に道の駅「海山」を出発して、夜泣き地蔵まで17分(12:57分)これは早すぎる。一気に息が切れてきた、トレイルランニングをしていた時のようなスピードになっていた。このままでは持たないのでスピードダウンするが登りが続くので大変、辛い登りが延々と続く休憩ポイントのベンチで休憩して13:15分💦ここから馬越峠まで10分で13:25であった。団体さんがいたので休憩する間もなく天狗倉山へ向かう、天狗倉山到着が13:45分なので20分で登頂。10分ほど休憩して13:55分に帰路に向かう。帰りは下りなので時間は掛からないと思うが、今までの登りで少し膝にも疲労感がある。下りは膝に負担が掛かるので心配だがゆっくり下れば大丈夫であろう。
道の駅「海山」12:40 出発
馬越峠登山口 12:46(出発から6分)
夜泣き地蔵 12:57(出発から17分)
休憩一里塚(ベンチ)13:15(出発から35分)
馬越峠 13:25(出発から45分)
天狗倉山 13:45(出発から65分)
下山(道の駅到着)14:45(出発から125分)
このコースタイムは今回歩いた実際のタイムです、健脚者や慣れた人ならもっと早いと思いますが、通常のコースタイムよりかなり早いと思います。女性や高齢者には参考にならないと思います、普通の男性が頑張って歩いたらのタイムです。
■その後は温泉(夢古道の湯)を楽しむ
熊野古道(馬越峠)で大汗をかいたので、尾鷲の海洋深層水温泉「夢古道の湯」(650円)で疲れを癒す、ここは熊野古道センターの奥にあり、露天風呂・ミストサウナもある。熊野古道の山歩きや釣りの帰りには絶好のロケーションである、本来はここから熊野古道「八鬼山コース」の起点でもある。今回は八鬼山コースは歩かず、初めての八鬼山トンネルをキャンピングカーで抜けて九鬼港、三木里、賀田へと進むことにする。
■最後に
温泉で癒された後は近くの漁港を探索して、海洋公園で宿泊することにした。明日は早朝から各港の釣り場を探索することにしたい。