初めての三面川サーモンフィッシングは厳しい状況の釣りになった

 三面川サーモンフィッシングは初めて参加する、受付もポイントも何もわからないことだらけである。深夜に到着するので下見をすることもできない、前夜から長距離を走行して深夜の3時頃到着した。受付場所らしいところには先着している車が5台ほど駐車していたので後ろに駐車した、三面川はたくさん遡上している場合は良い釣りができる遡上シーズンになってきている11月初旬なので何とかなると思っていたが厳しい中のサーモンフィッシングになった。

三面川サーモンフィッシング(鮭有効利用調査)概要

 調査期間は10月1日~11月30日までの2か月間、情報は少ないが釣果は10月中旬ころから釣れ初めて11月にピークをむかえると思っている。ただ、10月の下旬からはウライ(サケ捕獲施設)や居繰網漁(いぐりあみりょう)またテンカラ漁※が始まるので新しく遡上がないと魚は激減するような気がした。

※テンカラ漁は三面川の伝統漁法の一つ、テンカラと呼ばれる3本のカギをいかり型に組み合わせた針を使って遡上してきた鮭を引っ掛けて釣り上げることから釣りではなく漁なのであろう。11月から火・木・土・日曜日の三面川左岸で行われるので、鮭有効利用調査はJR上り鉄橋付近から下流域に限られてしまう。

三面川サケ有効利用調査区間(木曜日)下流域

調査期間:令和4年10月1日(土)~令和4年11月30日(水)
調査時間:7:00~14:30 ※募集要項から変更になっていた
調査区域:10月 【毎日】種川の合流表示地点から瀬波橋下流表示地点まで両岸域
11月 【月・水・金】種川の合流表示地点から瀬波橋下流表示地点まで両岸域
11月【火・木・土・日】JR上り鉄橋上流表示地点から瀬波橋下流表示地点まで両岸域25名
調査参加料:5,000円/日
釣獲規則:釣獲制限なし(ただしメスは回収され、持ち帰りはオス1尾のみ)

◆釣り場所

 釣行したのは木曜日なので調査員は25名、JR上り鉄橋付の表示地点から下流域両岸で目測約500mくらいか?しかし、釣りにくい場所もあるので丁度良い。受付終了後移動して場所を確保したが木があって延べ竿では釣りにくい場所に入ってしまった。

今回のポイント

■受付から釣り開始まで※令和4年度釣行当日(11/3)の場合

 <受付から釣り開始までの流れ>

 受付6:15分頃~ 受付は到着順(駐車)車を進めて順番に受付ハウスに入り、配布される誓約書の提出と調査員番号のチェック及び釣獲費用の5,000円(1日券)を支払い腕章と釣ったサケを入れる網袋を渡される。その後釣り場に移動して準備してポイントに移動する。

受付(駐車場)

■釣り開始から終了まで

 適当に釣り座を決めて時間(7:00)が来ると開始となる、良さそうな場所に陣取ったがやっぱり狭くて釣りづらい。しかし上手く木を避ければ大丈夫だろう、川は昨日からの雨?のためか濁っている。それでいてほとんど流れは無い、また延べ竿で届く範囲は水深も浅く厳しい場所であった。サケのハネも少ないながら見られるものの川幅が広く届きそうにもない。

濁って澱んでいる状況

 サケが少ないのか皆釣れない時間が続く、すると対岸の釣り人にサケが掛かった。また隣で頑張っていた延べ竿釣り師にもサケが掛かった、遡上したての鮭ではなかったが立派な魚体の雄である。しかしその後はまったく続かない、周りの釣り人も釣れることはなく時間だけが過ぎる。また小さな当たりが盛んにあり何かが餌をかじっていく・・・そして釣れてきた正体はなんとフグであった。河口が近いのと流れがないのでかなりのフグがいるようである、天気は良いもののまったくサケのハネもなくなり釣れそうにないので皆も帰り始めた。翌日は荒川で釣ることが出来るので早々に切り上げて荒川の下見をすることにした。

エサ取り(フグ)

 サーモンフィッシングを終了すると受付に戻り腕章と網袋を返却する、釣れなかったことを報告すると名産「鮭びたし」をもらうことが出来た。村上の鮭びたしは大好きでいつもお土産に買うので嬉しかった・・・

鮭びたし(参加賞?)

その後は生はらこを購入しに漁協の直売所に向かったが残念ながら当日の遡上が少なく販売されていなかった。

鮭直売所

■まとめ

 今回の釣行も全国旅行支援とドラ旅(NEXCO東日本)を利用した、サーモンフィッシングはもとより旅館の温泉や料理も楽しみである。新潟の美味しい魚介なども頂くことかでき、釣れなくとも満足できる釣り旅になる。ただ今回楽しみにしていた三面漁協の鮭直売所に生はらこが無かったのが残念であった。

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