河川の本流やサーフでの釣りでは底を取ることが多いので根掛かりすることが多い、しかも大型魚狙いではラインも太く簡単に外したり切ったりすることができない。それでも四苦八苦しながらなんとか外してきたが、簡単な外しツールがあったので購入した。知っていればもっと早く購入していたと思う、特に力の弱い妻が苦労していた。
■釣りの根掛かり
釣りの根掛かりは宿命と言っていいくらい多い、釣りでは大抵が底を取ってから釣れるタナを探って行くことが多い。船釣りで魚探を使ってタナを見つけるときや表層の魚を狙う場合には根掛かりしずらい、しかし河川のミャク釣りではそういうわけにもいかず根掛かりしてしまうことになる。
<本流竿の河川では>
河川では川の流れや岩をみて判断していくが、川底には沈み根や流木が沈んでいることも多く根掛かりしてしまう。テンションを緩めてそっと反対側に引くと取れることも多いが、どうしても外れないこともある。そんな時には竿を煽って無理やり外すか、ラインを持って引っ張って切るしかない。しかし大型を狙ってフロロカーボンラインの3号以上などを使った場合には簡単に切ることは出来ない。
<海のサーフでは>
私の地元のサーフは遠浅で根掛かりすることは少ない、それでもたまに何かに引っかかることがある。サーフではPEラインを使うので細くても強い、またフロロのリーダーも5号と強く簡単には切れることがない。リールのドラグを締めて引っ張って切るもののリールに負担は掛かってしまう。ラインはPEなので手袋をしていても手で引っ張って切ることは難しい。
■根掛かりに使えるツールは2種類
①棒状になったツール
安価なものは1,000円以下で購入できる、パイプにライン保護がしてあり巻き付けて引っ張るだけのものである。非常に簡単な作りなので自作も可能で使い方も簡単である。ただし筒状にになっているので携帯性については課題が残る。
オルルド釣具 ラインブレーカー「ブレクルドA」 ショート
②カラビナリングになったツール
カラビナの形をしていて携帯に便利である、2~3回転くらい巻いて親指で押さえて引っ張る。棒状のツールよりも高価だが携帯性は非常に良い、ただし使い勝手は棒状より難しい。
第一精工カラビナキッター
■まとめ
いつも苦労していた根掛かり外し、下手をすれば手も切って怪我をしてしまいそうになる。また無理をして竿やリールを壊してしまうリスクもある、実際になかなか外れない根掛かりは竿やリールにも負担を掛けてきた。しかし仕掛けの根掛かりを恐れていれば釣果は下がってしまう、大切な道具の破損や怪我をしないよう根掛かり外しのツールを活用したい。