北海道の冒険③春の釣り旅は根室へ向かう

丹頂鶴

釣り旅北海道は1997年から始まった、当初はレンタカーで忠類川に向かい宿泊はキャンプで過ごして忠類川のサーモンフィッシングを楽しんだ。しかしだんだん釣り旅にも欲が出てビッグトラウトを狙うようになっていた、春はサーモンフィッシングは出来ないが北海道のネイティブ「アメマス」が釣れる、またニジマスも釣れる。

■春の釣り旅北海道

春・初夏の釣り旅北海道はニジマスとアメマスの釣りが主流になる、時期よっては然別湖のネイティブトラウト「メヤベイワナ」を狙うのも楽しい。今回は北海道では残雪の多い早春の北海道の旅を紹介したい、この時期は残雪も多く雪代の増水も始まってきているので比較的雪の少ない釧路~根室に向かうことになる。しかしここ数年は初夏のキャンピングカーツアーや新型コロナの影響でキャンセルになっている。

JR根室本線(花咲線)糸魚沢駅にて

実際に4月の中・下旬は雪が降ることも多くキャンピングカーのノーマルキャブコンでは二の足を踏んでいた。

■釣行は釧路から根室へ

さて到着は新千歳空港、レンタカーで帯広へ向かう。本流域は大抵増水で釣りにならない、十勝川支流の上流部を釣行する。また道中の峠越えでは雪に降られることが多い、レンタカーにはスタッドレスが装着されていて安心である。

刺身盛り合わせ、しかも低価格

そして釧路市に向かい釧路ナイトを楽しむのが我が家のスタイルだ、幣舞橋に近いところのホテルに宿泊して繁華街で飲む。釧路の夜は新鮮な魚介類も安く食べることが出来る炉端や居酒屋がたくさんあるので楽しむことが出来る。明日から釣りを考えなければ深酒も出来るが、そこは大人の対応で切り上げる、釧路川はこの時期なら街中でもアメマスが釣れるのだ。

釧路市のホテルで豪華朝食を食べると根室方面に向かう、根室まではアメマスで有名な別寒辺牛川がある。途中の厚岸では牡蠣が食べたくなるが朝食を目一杯食べた後では食は進まない、帰路に食べることにして釣りを楽しむ。

蝦夷鹿

北海道の釣り旅で自然のままが多いエリアを進む、高い山が少ない根室方面は残雪が少ない。根室方面にどんどん進む、釣れる場所が探れてないが自然が多い旅は楽しい。根室に近づくと目的地の風連湖畔に到着する。ここで宿泊したコテージでは風連湖に沈む夕陽に感動する。また丹頂鶴も普通に近くに寄っている。

風連湖の夕日(レイクサンセットで)

根室の自然は素晴らしい、知床半島も感動するが風連湖のサンセットは忘れられない・・・釣りよりもこの大自然に巡り合えたことに感動できる貴重なエリアだと思う。ただこの時期でも普通に積雪があるので要注意だ。

翌朝は雪になることが多い

いろいろ釣り場を探しているもののここぞという場所には巡り合えていない、しかし釣れないことは無いので満足している。これかもポイントを探していくつもりだ。

朝靄の中を歩く

帰りには厚岸駅前にある氏家待合所の牡蠣弁当を購入してお昼にいただく、本当に美味しい!

牡蠣弁当

■釣れた鱒たち

十勝の支流では水は冷たく大型とは言えないが35〜45cmくらいのニジマスは良く釣れる。

十勝川水系のニジマス

釧路から根室にかけて大きくはないが綺麗なネイティブアメマスが釣れる

北海道のネイティブアメマス

■春の北海道まとめ

春の北海道、寒暖の激しい時期で雪代よる増水が多い。天候に合わせて釣行できないのでどうしても雪の少ないエリアに向かうことになる。また根室方面には素晴らしい自然が残っているし美味しい食べ物も沢山ある。まだ行けていないレストランもあるので来年はぜひ行ってみたいと思っている。しかし北海道では新型コロナ感染症の拡大が続いているので心配だ・・・

釣り旅北海道

キャンピングカー「コルドバクルーズ」