ダイワのプライム本流シリーズがリーズナブルでコスパが良い

  本流で使うロッドは長いので高価になりやすい、また大物を狙うロッドになるとなおさらである。年金生活になる前は何とか良い竿をと思い高価なロッド購入することが多かった、鮎用の高価なロッドまでには行かないが定価は10万円を超えるものも多い。しかし年金生活者にとってはもう少し安価なロッドでしっかりしたロッドがあれば良いと思っていた。そんな時に昨年ダイワから発売されたプライム本流シリーズが良さそうなので使ってみた。

■ダイワのプライム本流シリーズ

 細山長治さんに憧れて始めた延べ竿釣りも20年以上なる、そのため本流ロッドはシマノ製品が多い。また今のロッドも購入してから10年近くになりそろそろ予備竿にまわして新品と思い始めた、しかし10万円を超えるロッドは無職になった今では厳しい選択になる。そこで昨年に発売されたダイワのプライム本流が安価だったので購入して使ってみることにした、購入したのはサーモン用ロッドP‐10と妻用の大型ニジマス用P-6である。特に妻用のロッドは同じダイワの遡P-6(スーパーレインボー)で購入してから10年以上を経過して修理費もかさんでいた。

プライム本流(P-6)

ダイワ プライム本流のラインナップ

アイテム 説明
TT80 細糸を使ったナチュラルドリフトで、警戒心の強い25~35cmクラスの本流アマゴ、ヤマメを攻略するテクニカルチューン(TT)釣法対応、軽快フィネスモデル。
対象魚目安:ヤマメ、アマゴ、サツキマス、ニジマス
P-3 90M/95M 本流竿の中心的存在で、尺前後のヤマメやアマゴから40cmオーバーのサツキマスやニジマスまで対応するオールラウンドモデル。
対象魚目安:ヤマメ、アマゴ、サツキマス、ニジマス
P-6 90M/95M 犀川でのスーパーレインボーを筆頭に、全国河川の本流ニジマスや、50cmを超えるサクラマスや大型ヤマメに最適なパワーモデル。
対象魚目安:大型ニジマス、大型ヤマメ、大型サツキマス、サクラマス
P-10 83 強靭な粘りとリフト力を兼ね備える、大型のサーモンや巨大ニジマスなどのパワーファイトに最適なシリーズ最強のハイパワーモデル。
対象魚目安:サーモン、大型ニジマス、大型コイ類 等

引用:DAIWA

 今年使ってみたP-10の感想は重いが掛かればパワーがあり相手に主導権を渡さない、サーモン用のロッドが重いのは仕方がない。特に高齢者になってくると年々力が無くなってくるので厳しい、それでも大物が掛かっても伸されることが少ないので使い易い。また個人的には北海道で河川の大型ニジマスを狙うときにロッドにサーモンと書かれてないのがありがたい、サケマスの釣りが禁止されている北海道でサーモンと書かれているロッドを使うのには気が引けるからである。

P-10で釣った良型サーモン(五十嵐川サケ有効利用調査)

■コスパ良し

 尺ヤマメ狙いのTT80からサーモン狙いのP-10まで本流域の釣りにおいて対応できるラインナップが揃っている。しかも定価で38,500円~51,700円なので実質的には3万円台で購入することができる。またこのプライム本流シリーズはパワータイプ標準替穂先付属付きだったので驚いた、パワータイプの替穂先なのでニジマスとサーモンで替えるのが良いかもしれない。ただ替えなくても十分パワーがあるのでそのまま使っていたが、来期のサーモンフィッシングでは替えてみたいと思っている。

購入したプライム本流(TT80は今年12月に追加購入)

■まとめ

 昨年末に古くなってきた大型トラウト用の本流ロッドを買い替えた、そしてさらに渓流用(本流)のロッドも15年が経ってしまっていたのでTT80も追加購入した。TT80は来期用なのでまだ使っていないが、春には尺ヤマメを狙って使ってみたいと思っている。そしてプライム本流を3本購入しても10万円にならなかったので助かった。フラッグシップモデルのロッドは確かな良いロッドが揃っている、しかし1本で10万円を下らないものが多い。これは年金生活者が購入するには厳しい、安価でも良いものであれば買いやすい。

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