【釣り旅北海道2023⑤】羆の濃密生息地帯でスーパーレインボーを狙う

 羆の濃密な生息地域に入り釣りをするので、朝夕は避けて真昼間に釣ることになる。ポイントは昨年探してあったので迷うことはない、しかしどこで羆に合うか分からないので十分注意しながらの釣りになる。運悪く人が入ってる場合は諦めるしかないが、休日でもあまり人は入っていないようなので釣り場に向かった。

■羆の恐怖に怯えながら入渓

前回来たときはずいぶん手前から釣り上がり大変だったポイントだが、地形を調べておいたので今回は林道で近くまで行って沢を降りて釣ることにした。まず入渓前にピストル型の爆竹を鳴らす、8発連続で鳴らすことが出来て歩きながら時々鳴らしていく。また熊鈴とクマ除けスプレーも腰にセットしている、爆竹ピストルを追加したことで以前1人の際には鉈も持っていたが重いのと2人になったので外した。

おもちゃのピストルで爆竹を鳴らす

各河川も上流域では濁りも少なくなっていて良い状況になりつつある、2人なのでポイントを譲り合って釣る必要がある。釣りやす場所を妻に譲って少し上流から流れの脇を流していると良い当たりが・・・そしてデカイあたりでスーパーゲームパワースペックZRを大きく曲げた、さらに下流に走るので押さえきれない。少しずつ下流側に下がるもなかなか落ち着いてくれない、これ以上下ると瀬に入られ取り込みが大変になるので腰を落とし体で竿を支えて魚を押さえ込む。踏ん張っていると徐々に浅瀬のほうに寄ってきたのでなんとかネットに入れることが出来た。

スーパーレインボー

体長は50cmはなさそうだが体高がものすごい、今回の釣り旅で最初のスーパーレインボーになった。これだけの体高になると半端ない引きになる、ネイティブレインボーの引きは素晴らしい。

でっぷり太った良型ニジマスが釣れる
良型ニジマス

そして妻にも良型の当たりがあったものの根元から糸を切られてしまった、妻の竿は長年使っているダイワの遡りP-6スーパーレインボーである。スペック上あまり太糸は使えないが、それでも3号の通しを使っていた。残念だが仕方がない、ポイントが荒れる前になんとか良型を釣れればよい。

良型ニジマス
上流域

ひとつのポイントで十分楽しんだ、上下にも好ポイントが見受けられるが無理をすることはない。今日は休日なので早めにキャンプサイトも確保したい、早めに引き上げて岩尾内湖白樺キャンプ場に向かうことにした。

■休日の岩尾内湖白樺キャンプ場

あすからは道北方面に北上するので途中の岩尾内白樺キャンプ場に入る、ここは湖で釣ることも出来る無料のキャンプ場で人気がある。管理棟の奥にあるフリースペースに入ったが、泥濘が多く泊めにくい。4WDでないと難しい状況で、すでに多くのキャンパーが入っていてサイト探しに苦労する。なんとか少し傾斜があるもののサイトを確保して、キャンプの準備をし夕食(アヒージョ⇒スパ)をとる。

岩尾内湖白樺キャンプ場、人が多いので目隠しカーテンも設置
アヒージョの〆パスタ
夜のキャンプ場

■明日はさらに道北河川に向かう

明日は日曜日なので釣りのポイントはさらに人が多く厳しい状況になるので、朝から少しだけ岩尾内湖で釣りをしゆっくりと北上して次のキャンプ地に向かうことにする。

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