令和6年度のサケ有効利用調査が開催される河川の申し込みが概ね出そろった、サケの遡上が著しく減少してきており止む無く開催を中止した河川も増えてきた。三重県から一番近いところにある石川県の手取川や庄川についても今年は中止になり、少なくとも新潟県の近くまで行く必要がある。
■中止になった河川
比較的近いところの河川が中止になってしまった、能登半島震災の影響もあると思われるがサケの遡上も少ないことが影響していると思っている。また本州ではないが北海道の大自然の中で行われてきた忠類川も5年連続で中止となり釣り旅北海道も寂しくなってしまっている。
・手取川(石川県)※今年は中止
・庄川(富山県)※サケ有効利用調査は終了
・忠類川(北海道)※5年連続
■サーモンフィッシング(サケ有効利用調査)
日本国内の河川ではサケ釣りは法律により全面的に禁止されている。それでも調査捕獲として一部の河川ではサケの採捕が可能になっている。ただし各河川は厳しくレギュレーションが定められており、サケの採捕従事者は事前登録と各自治体(県・道)の承認が義務付けられている。
そのためそれぞれの河川で募集されている調査員の申し込みを必ず行う必要がある。また人数制限もあるため申し込みが多い土日祝などは抽選となってしまい参加のハードルが上がっている、さらに中止の河川も増えているので申し込が集中して参加できるかどうかも運次第になってくる。
■申し込だ調査河川
三重県からの参加になるので新潟以南の河川を中心に申し込む、しかし以前からでも抽選になっている小川や五十嵐川はどうなるか分からない。定年後なので平日中心に指定して申し込むものの、それでも落選する可能性は高い。またサケの遡上が増える11月以降に申し込みが集中する傾向がある、しかし釣れる可能性が低くなっても良いので早めの釣行を申し込むことになる。
・小川(富山県) 釣獲期間:令和6年10月15~11月14日※申込み終了(7/31〆)
朝日内水面漁業協同組合 | 〈富山県 朝日町〉小川サケ有効利用調査
・五十嵐川(新潟県)釣獲期間:令和6年11月2~12月8日※申込み(2次8/7〆)
・三面川(新潟県)釣獲期間:令和6年10月1~11月30日※申込み(8/31〆)
・荒川(新潟県)
宿泊パックと一般募集など調査期間や申込方法、申込期間で違う私の場合は「えちごせきかわ温泉郷宿泊パック」で申し込んだ。
釣獲期間(えちごせきかわ宿泊パック):令和6年10月18~11月8日※申込み(9/3~9/25)
釣獲期間(一般):令和6年11月9~12月15日※調査日で応募期間が変わる
■まとめ
少しづつ選択肢が少なくなってきたサケ有効利用調査、今年は4河川に応募するつもりである。小川や五十嵐川は抽選になると思うので朗報を待つしかない。また昨年の釣果は厳しく数匹の釣果に終わってしまった、今年もたぶん厳しい状況は続くと思っている。それでも観光や食事を兼ねた釣り旅なのでノープロブレムである。