春の訪れが早いので岐阜県の庄川に渓流釣りに行ってきた

 今年は春の訪れがとても早い、桜の開花も早く自宅付近では散ってしまっている。比較的高所にある渓流でも桜が開花しているようだ、そこで例年より1週間以上早く渓流釣りに行くことにした。今年からはもちろん妻と二人の釣行になる、また近くのキャンプ場でオートキャンプ(車中泊)もすることにした。

■春の渓流フィッシング

 ここ最近によく行く河川の庄川での釣りは、放流魚が中心になるものの良く釣れるし入川料も比較的安価である。自宅からは200km以上走るが渓流釣りでは近いほうである、前日から出発し途中の釣具店で餌の川虫を購入し車中泊して翌日の釣りに備える。

 この時期、川虫は現地調達も可能であるが早朝から冷たい川で捕獲するのは大変である、また多少高価な川虫であるが獲れないと困るので購入しておく。春の訪れが早いとはいえ現地の早朝の気温はマイナスになる、夜明けとともに準備して川に入るがやはり寒い・・・はたして渓魚は反応してくれるのか?

マイナス1℃(道の駅の温度計)

 心配したものの流れ込みのプールでは1投目から当たりがあった、しかし残念ながらフッキングしない。水温が低いので活性は低いと思い昨年製作しておいた自家製イクラの餌から釣り始めたのだ。しかし2~3回流すと小気味よく引き込まれた、さっそく25cmに近いヤマメが釣れてきた。今年の自家製イクラは非常に出来が良い、地元のスーパーで割引された筋子を購入したが粒が大きくて美味しそうである。しかしイクラだと同じ場所だと釣れなくなってくるので餌を川虫に変えて釣る。

釣果

■ポイントを変えたら妻にBIGなニジマスが釣れた

 比較的広く釣りやすい場所で釣っていた、しかししばらくすると案の定スレてくる。以前に楽しい思いが出来たポイントに移動した、がしかしなんと重機が入って河川の護岸工事?をやっているではないか・・・これではこのポイントでの釣りは無理、そこで放流ポイントの少し上流の大きなプールには入ってみた。上からのぞき込むと沢山の渓魚が群れている、しかし人影が見えると遠くに去ってしまう。

 まあこれは仕方がない、私の竿にはまるであたりが無い・・・少し下で釣っていた妻がなにやら大物を釣ったらしく、タモが無いと取り込めんわ~っとタモを持ってきてくれた。食い気が渋いので妻のニジマスを見に行くと、あ~と驚きの35cmサイズ。6.1mの延べ竿に0.6号の通し仕掛けである、よく釣り上げたものである。しかも自分でタモに取り込んだので久々にして立派である、これには参りました。釣り旅北海道では大型とは言えないが、本州の渓流では良いサイズである。

35cmクラスのニジマス

■御母衣湖のサクラマスは不発

 近くのひらせ温泉キャンプ場でオートキャンプ(車中泊)した翌朝、減水した御母衣湖でサクラマスを狙う。しかし雪解けが早いせいか水量は増えている、それでも遠くでハネも見られるので運が良ければ釣れるであろう。しかし湖水までの道のりは妻には厳しい、道のない崖を降りていくのに力を使うので大変であったらしい。次回以降の釣行は少し考え直さないといけないと思った・・・それで肝心の釣果はと言うと、ミニサイズのシラメ(ヤマメ)が一尾のみの結果であった。まあ、釣れただけでも良しとしよう、リリースして再び庄川に戻り少し釣って帰ることにした。

御母衣湖

■釣りチケット(釣り券)

 庄川の遊漁料は日釣り券で1,000円で女性は600円である、近くに24時間のコンビニもないので事前準備が必要になる。それでも御母衣湖を挟んだ白川郷でも釣ることが出来るので有り難い、そして今年からFISHPASS(フィッシュパス)が使えるようになったので当日の朝から釣行前に購入することが出来るようになった。これで釣行時に空いている釣り券販売所を探すことなくフリータイムの計画が可能になった。

■まとめ

 今回の釣り旅は二人旅の手始めになる、御母衣湖の近くのオートキャンプも楽しめた。また傍を流れる庄川でもヤマメを釣ることが出来た。

キャンプ場付近の庄川

 先週末の大雨で増水したらしく川の水も増え、昼間は初夏のような陽気に渓魚たちの活性も上がったのかもしれない。釣り過ぎると食べ切れないので10匹程度釣った後はリリースにして楽しんだ、釣り券の必要な河川での釣行では、1~2食分の食べる分だけをキープして美味しく頂くことにしている。

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