「釣り旅北海道」で培った北海道の釣り方を紹介その➁ターゲット編

 長年続けてきた釣り旅で経験したノウハウで北海道の季節編をブログアップした。釣りのポイントについては大雨などで変わってしまうので当てにならないが、釣りたい魚によってポイントも変わるし時期も大きく変わってくる。春に釣れたポイントでも秋に釣れるとは限らない、なのでしっかりターゲットを絞った釣行を行いたい。なお北海道では餌を使った本流延べ竿を使って釣るが、原則キャッチ&リリースしている。

「釣り旅北海道」で培った北海道の釣り方を紹介その①季節編 2021/10/05

■ターゲット(魚種)を決める

キャンピングカーで長期間の釣り旅ができるのであれば良いが、2〜3泊で行く場合は狙う魚を決めておいたほうが無難である。北海道の場合は移動するとすぐに100〜200kmの移動になってしまう、移動時間に多くをとられてしまっては本末転倒になる。しかし私の釣り旅北海道では欲張ってあれもこれも釣りたい旅になっている、これはキャンピンッグカーで2週間程度の釣り旅ができるようになってからである。

《ニジマス》

北海道のどこの川にでもいるニジマスだが大型を釣るのであれば有名な川になってしまう、名もなき川でも釣れるが探すのには時間がかかってしまう。初めは名の知れた川とその支流が良いが、4月下〜6月上旬は雪代が多く出るのでポイントを知らなければ釣れないだろう。6月になると雪代も収まってくるので楽しくなる、11月初旬くらいまでは釣り旅のターゲットになる。

ニジマス

《アメマス》

北海道のネイティブトラウトで大型では70cmを超える、陸封されたり居付きになるものもいるが基本的には遡上魚だと思っている。特に海につながっている河川では春に鮭の稚魚を追っかけて海に下って行く。そして海で栄養を蓄えて、産卵のため河川に遡上する。しかし最近は数が激減してしまい昔のような大きな群れを見ることは少なくなってしまった。大型を狙うのであれば春は5月までの下流エリア、そして海で大型化して遡上する8月頃の中流から上流部。移動してしまうと全く釣れなくなるので気を付けたい。そして氷結が始まる11月では下流域に集まっているが、私の釣り旅北海道は11月までに終わってしまっている。

アメマス

《オショロコマ》

北海道の宝石オショロコマ、知床半島の各小河川ではあきれるほど簡単に釣れる。しかし小さいのですぐに飽きてしまう、なのでやさしくリリースしましょう。ほか道東や道央の各河川に生息していて30cmくらいのオショロコマが釣れることもある。また然別湖には独自に進化したミヤベイワナがいて、期間限定の特別解禁で釣ることが出来る。

オショロコマ(道央)

グレートフィッシング然別湖 昨年は中止、今年もセカンドステージは中止になった。

ミヤベイワナ

《ヤマメ》

北海道ではネイティブなヤマメが釣れる、6月になるとヤマメが解禁になり新子ヤマメ釣りで賑わう。大型のヤマメは少ないように思うが30cmクラスも時々釣れる。ただ海から帰ってくるサクラマス(ヤマメ)は禁漁なので河川では釣ってはならない。サクラマスをターゲットにするのであれば海で釣ることになるが、北海道では河口規制もあるので注意が必要である。北海道フィッシングルールを読んでルールを遵守した釣りを行いたい。

北海道フィッシングルール2021 Rule&Mannerについて (Web版)北海道HP

《イトウ》

「幻の魚イトウ」と言われるが釣れない魚ではない、実際に道央の川で釣ったこともある。また道北に行けばポイントさえ押さえればかなりの確率で釣れると思っている。とはいえ1mを超えるようなイトウを釣るのはかなり難しい、北の大地の水族館(山の水族館)でメーター級のイトウが見ることができる。実際にメーター級のイトウの顔見ると釣ることが難しいのがよくわかる。サーモン用のロッドと極太ライン・・・延べ竿ではどんな戦になるのか。60cmサイズは釣ったことがあるがちょっと想像がつかない。

イトウ
■ターゲットのまとめと今後について

北海道では様々なトラウトが釣れる、あれもこれもと欲張りになりがちだけど短期間の釣行になるのであればしっかりターゲットと場所(川)を決めて釣行したほうが良いと思う。次回はサーモンフィッシング編をブログアップして、その次には釣れる場所を探すをアップする予定である

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