キャンピングカーと備蓄品で南海トラフ「巨大地震注意」に備える

 東海・東南海・南海地震はいつ発生してもおかしくない状況のなか、南海トラフ「巨大地震注意」が発令中である。常に準備はしているつもりでも再度チェックしてして備える必要がある。我が家にはキャンピングカーがあり災害にも備えている。実際に 釣り旅北海道の途中で全道停電に遭遇、電気のあるありがたみを痛感している。

■自宅の災害対策

備蓄品の多くは自宅に備えていて、まずは1週間分は貯えるようにしている。食料品などは消費期限もあるので、釣り旅などキャンピングカーで消費して買い足すようにしている。また自宅にも太陽光パネルを設置していて、建物に大きな被害がなければポータブルバッテリーと連携させて生活することができる。

①備蓄品の準備

食料と飲料水は備蓄として準備している、またガスコンロ用のカセットガスや水の要らない携帯トイレも用意している。さらにお風呂の水は流さずに新しくお湯を入れるまで置いておき、万が一の際の生活用水として溜めるようにしている。

<備蓄品>
・食料品:レトルト食品・パックライスなど約1週間分
・飲料水:ペットボトル2㍑×12本+α
・カセットガス:カセットガス×6本
・携帯トイレ:20回分以上

備蓄品コーナー

②電気設備

太陽光パネルが設置されているので、日差しがあれば家電は全く問題なく稼働することができる。ただ停電時にはすべてのコンセントが使えるわけではなく、停電時用の自立コンセントに切り替える必要があるのでかなり不便になる。そのためコードリールの準備は必須になる、またポータブル電源との連携も想定しておく必要がある。なお電気が使えないと家電が使えなくなるだけではなく、テレビなどからの情報収取ができなくなる。スマホが使えるうちは良いが充電できないと、情報源が無くなってしまうことになる。

・10mコードリール(4口)停電時用
・ポータブル電源1500W×1(家電用)、300W×1(スマホ充電用)※キャンピングカーと共用

ポータブル電源とコードリール

■キャンピングカー「コルドバクルーズ」

キャンピングカー「コルドバクルーズ」には太陽光パネル(225W)を搭載している、天候が良ければ充電しているので常にバッテリーは満充電に近い状態で維持している。しかし天候不順が続くと充電しないのでエンジンを掛けるなど対策が必要になる。電力は車内の冷蔵庫を含めて節電しながらであれば2~3日は対応できると思っている。また、晴天が続けば電力不足になることは無いだろう。

①備蓄品の準備

キャンピングカーにも多少は食料品の備蓄をしている、旅に出る前には多くの食料品を積み込むものの普段は冷蔵庫などは電源を入れていなので積込みは最小限になる。生活水についても車内ではカビや雑菌が発生するので、タンクは空にして乾燥させたままにしている。

<備蓄品>
・食料品:レトルト食品・パックライスなど約2~3日分
・飲料水:ペットボトル2㍑×3~5本
・カセットガス:カセットガス(予備)×2本
・カセットトイレ:約3~4日分、携帯トイレ約15回分

マルチルーム(トイレ)

※カセットトイレについて
キャンピングカー「コルドバクルーズ」にはカセットトイレが設置されている、多少の水と液剤さえあれば普通に使うことが出来る。匂いも気にならないし、後処理も簡単である。さらに水がなくなったときに備えて驚異の防臭袋 BOS (ボス) 非常用 トイレ セット15回分と非常用トイレ凝固剤があり断水しても1~2週間くらいはトイレに困ることはなさそうである。

②キャンピングカーの搭載電気設備

キャンピングカーには多かれ少なかれサブバッテリーが搭載されており、ある程度の家電が使えるようになっている。もちろんカセットトイレや車載冷蔵庫、FFヒータなどの電源にも使用する。

・サブバッテリー2台搭載
・太陽光パネル(225W)
・走行充電(アイソレーター110W)
・1500Wインバーター
・外部充電装置

太陽光パネル(キャンピングカー)

■まとめ
トータルすると節約すれば災害時に約2週間近くは耐えることができそうである、それ以上の長期なるとガソリンや飲料水及び食料品の確保が必要になる、それでも最低限の情報のための電気確保は出来そうなので耐えるしかない。しかしまったく電気のない生活になってしまうことはないと思っている。

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